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オールブラックス対スプリングボクスの両試合に、イングランド人レフェリーを任命。

ワールドラグビーは、来月オーストラリアで開催される2021年ラグビーチャンピオンシップの残りの試合のレフリーを決定しました。まず、9月5日にパースで行われるワラビーズとオールブラックスの試合では、オーストラリア人のデイモン・マーフィーがチャンピオンシップでのデビューを果たします。

ワラビーズ対オールブラックスの試合は当初、西オーストラリア州で開催される予定でしたが、今週初めになって、残りの8試合もオーストラリアで開催することが決定しました。ゴールドコースト、ブリスベン、タウンズビル、そしてゴールドコーストでは、2回目のダブルヘッダーが4週連続で行われます。

最も待ち望まれているのは、オールブラックス対スプリングボクスの2つの対戦です。2019年ワールドカップの優勝チームであるオールブラックスは、ライオンズとのテストシリーズで勝利し、その後アルゼンチンとのチャンピオンシップで2勝したばかりの状態で、木曜日にオーストラリアに向けて出発しました。南アフリカが昨年のオーストラリア開催のチャンピオンシップから脱退したため、古くからのライバルであるこの2チームは、2019年9月に日本で開催されたワールドカップのプール戦でオールブラックスが勝利して以来、衝突していません。

9月25日にタウンズビルで行われる第100回オールブラックス対スプリングボクスのテストマッチでは、ルーク・ピアースが笛を吹き、次の週末にゴールドコーストで行われる再戦では、マシュー・カーリーが担当することになります。

これまでチャンピオンシップでの審判経験がないカーリーは、合計3試合のレフリーを担当します。カーリーは、9月18日にオーストラリアがブリスベンで南アフリカと対戦する際に主審を務め、その翌週にワラビーズがタウンズビルでアルゼンチンと対戦する際にも主審を担当します。一方、ピアースは9月12日に行われる南アフリカ対オーストラリアの試合も担当します。これで、チャンピオンシップの残り9試合のうち5試合にイングランドレフェリーが任命されたことになります。

また、7月24日にケープタウンで行われたスプリングボクス対ライオンズのファーストテストで敗れた後、SAラグビーのラッシー・エラスムスHCから多くの批判を受けていたニック・ベリーが、今回のチャンピオンシップで再びテストマッチの笛を吹くことになります。ベリーは、9月12日にゴールドコーストで開催されるオールブラックス対アルゼンチン戦を担当します。一方、南アフリカ出身のジャコ・ペイパーは、ブリスベンで行われるニュージーランド戦とゴールドコーストで行われるオーストラリア戦の2つのアルゼンチン戦のレフリーを担当することになりました。

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