見出し画像

イアン・フォスターHC、アイルランド戦は「我々が求める大舞台であり、足跡を残すゲームである」と語る。

オールブラックス・ニュース

イアン・フォスターはあまり大げさなことを言う人ではありません。だからこそ、オールブラックスのヘッドコーチがアイルランド戦で「大舞台に足跡を残す」と言えば、今週末のアビバで何か特別なことが起こるのではないかと考えてしまいます。

さらに、日本を9トライで粉砕したことで自信を深めているアイルランドを相手に、攻撃を仕掛けることを誓っていることを考えれば、なおさらです。日曜日の早朝（ニュージーランド時間午前4時15分キックオフ）、ダブリンのラグビースタジアムで飛び交うのは感情だけではなく、フォスターの選択と意図が何かを示しているのであれば、ボールもまた飛び交うでしょう。

リーコ・イオアネをセンターに、セヴ・リースを左ウイングに起用しました。この変更は、オールブラックスが長い道のりを前向きに終えようとしている中で、強気のアイルランド人に正々堂々と勝負を挑むためのものだと、フォスターHCは言います。

フォスターHCは、バックラインを入れ替え、アントン・レイナート＝ブラウンを12番に、デイビッド・ハヴィリをベンチに下げたことについて、「ウェールズ戦の終わり方と同じです」と語った。「最後の20分は、エネルギーを十分に発揮できたと思います。2週間前にこの役割を果たすために一緒にトレーニングをしてきたコンビネーションであり、攻撃的なマインドを持っています」

「リーコをセンターに戻すことで、ダイナミクスが変わります。この時期の試合では、最初のうちは攻撃的な気持ちで臨んでいましたが、セヴを先発させることでエネルギーを十分に発揮させることができました。それはとてもシンプルなことです」

ウェールズ戦で大活躍したボーデン・バレットが10番を務め、アーディー・サヴェア、ダルトン・パパリィ、イーサン・ブラッカダーのルース・トリオもそのまま起用されました。ベンチでは、デイン・コールズが予想通りフッカーとして活躍し、フィン・クリスティはブラッド・ウェーバーが離脱したハーフバックをカバーしています。タイトヘッドのカバーにはタイレル・ローマックスを起用し、オファ・トゥンガファシはテストマッチに向けて1週間の調整を行いました。

歴史的なツアーの最後を飾るアイルランド戦、そしてフランス戦に向けて、チームの準備が整っていることを、明らかに明るいフォスターが語ってくれました。このチームは、10月2日に行われたラグビーチャンピオンシップの最終戦であるウェールズ戦にしか参加していないことは注目に値する。彼らはまだ十分なエネルギーを蓄えているはずです。

「これまで、5つのテストを連続して行うブロックが2つありました。前回のブロックは南アフリカとの2つのテストで終わり、今回のブロックはアイルランドと（フランス）で終わります」とフォスターは付け加えました。「そのための計画を立てることができました。我々の準備状況に興奮している？はい、そうですね」

「この試合に向けて最大限の準備ができていると思いますし、モチベーションも落ちていません」

「これらは私たちが求める大舞台です。私たちはまだ発展途上のチームであり、やりたいことも成長していると思います。これらの試合で、足跡を残して自分がどこにいるのかという答えを得ることができます」

そしてフォスターは、オールブラックスのコーチとしては、このようなチャレンジを楽しむことができると認めていました。

「選手、戦略、試合中の適応の仕方...このグループにとって初めての状況が出てきますが、彼らはそれに対応しなければなりません。かなりの選手が北半球でのテストをあまり経験していませんが、これはとても良い経験になります。このような試合にはぜひとも参加したいものです。私たちはアビバ・スタジアムでプレーするのが大好きですし、ここでの姿勢を尊重しています」

また、フォスターは、ブラッカダーが競争力のある6番ジャージを維持することについて、今後の課題を見据えて語りました。

「ここではフィジカルでクローズクォーターのゲームが多く、それが彼に合っています。彼は自分のやることに妥協せず、常にスキルを加えています。前線での戦いになることはわかっています。アイルランドのパックはタフですし、ブレイクダウンやボールキャリーの質、ディフェンスが重要になりますが、イーサンはそのいくつかの分野でかなりのインパクトを与えてくれました」



いいなと思ったら応援しよう！

この記事が参加している募集

#スポーツ観戦記

15,940件