アーディー・サヴェア「ナンバーワンになるためには、ナンバーワンを倒さなければならない」と語る。
オールブラックスがプーマスに勝利し、スプリングボクスがワラビーズに2回目の敗北を喫したことで、ワールドラグビーのランキングで1位になったかもしれませんが、アーディー・サヴェアとイアン・フォスターは先走りしていません。
ワールドラグビーは、ラグビーチャンピオンシップのほとんどの試合がオーストラリアで開催されているにもかかわらず、ランキングを算出するために、週ごとにホームアドバンテージを均等に割り当てることを決定したようです。
つまり、先週末のワラビーズ戦では、オーストラリアの大観衆の前で試合が行われたにもかかわらず、スプリングボクスがホーム側として扱われたのです。
オールブラックスがプーマスに2勝(ホームとアウェー)したことを考慮すると、負けの累積でニュージーランドよりも順位が下がったことになります。
この試合に向けて世界ランキングが注目され、試合後にも注目されるでしょうが、ランキングはチームよりもファンやメディアの関心事であることは明らかです。
さらに、オールブラックスのキャプテンであるサヴェアは、来週末にタウンズビルで行われるスプリングボクス戦までは、現在の世界最高のチームであると主張することは不可能であると述べています。
サヴェアは、オールブラックスがプーマスに勝利した後、ランキング1位がかかっていることは、どう考えても彼らのパフォーマンスには影響していないとコメントしました。
「そのことは考えていませんでした」と彼は話します。「試合後のインタビューで言及されましたが、私の考え方は、ナンバーワンになるためにはナンバーワンを倒さなければならない、というものです。それは私にとって何の関係もありません。今夜は楽しんで、来週に向けて集中したいと思います」
イアン・フォスターヘッドコーチは、キャプテンの言葉を支持し、世界ランキングに関係なく、オールブラックスがスプリングボクスに立ち向かうのにこれ以上のモチベーションは必要ないことを示唆しました。
「私もアーディと同じです」フォスターは話します。「私たちはとてもシンプルな人間で、決して数学者ではありません」
「南アフリカとの対戦はいつも特別です」とサヴェアは話します。
今週、ワールドラグビーが発表した変更点では、オールブラックスがランキングトップとなりますが、ラグビーチャンピオンシップの最終順位は、2週間後に行われる連戦の第2戦でどちらが勝つかにかかっています。