オールブラックス、アイルランド戦に向けて負傷者の状況を報告。

オールブラックスは、日曜日[日本は11月13日深夜0時10分]にダブリンで行われるアイルランドとの今年最後のテストを前に、2人の主要選手のフィットネスに注意を払っています。

All Blacks provide injury update ahead of Ireland showdown

週末にローマで行われたイタリア戦では、2軍選手と負傷者の復帰組で構成されたチームが47-9という醜い勝利を収めたが、ニュージーランドはアビバ・スタジアムにフルメンバーで臨むことになるでしょう。

2週間前に行われたウェールズ戦（54-16）で活躍したメンバーのほとんどが復帰すると思われますが、アイルランドの首都での試合に参加できるかどうか疑わしいメンバーもいます。

その一人、ハーフバックのブラッド・ウェーバーは、アズーリ戦で頭を打ってわずか9分で退場しましたが、HIAが不合格だったため、復帰できませんでした。

しかし、オールブラックスのディフェンスコーチであるスコット・マクロードは、月曜日（NZT）にメディアに対し、アーロン・スミス不在の間、TJ・ペレナラとライバル関係にあるこの30歳の選手が、アイルランドでプレーする可能性は残っていると語りました。

「ブラッドは今朝、通常のプロトコルを実行し、症状は出ていませんが、今週中に独立した脳震盪の専門家のプロセスを経る必要がありますので、本当に様子見です」とマクラウドは述べています。

ウイングのセヴ・リースも同様で、ウェーバーと並んでオールブラックスのウェールズ戦で交代要員として活躍し、スタディオ・オリンピコで2本目のトライを決めました。

しかし、イタリア戦の得点の際に足を痛めてしまったリースは、今週末の試合には出場できる可能性があるようです。

「他にはセヴがいましたね。彼は少し骨を痛めたが、今日は大丈夫だったようだ」とマクラウドは語りました。

ウェバーとリースの負傷は、プロップのアンガス・タバオとともに、2021年の最後の2つのテストに向けて、オールブラックスにとって懸念材料となっています。

タバオは、ウェールズ戦に向けたトレーニング中に肘を脱臼しており、オールブラックスのイアン・フォスターHCは先週、来週のシーズン最後のテストであるフランス戦まで選考の対象にはならないと述べていました。

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— オールブラックスに恋をした黒猫 (@rugbykuronekoya) November 8, 2021

ウェールズ戦で肩を負傷し、イタリア戦を欠場したベテランロックのブロディー・レタリックは、マクラウドによると元気にプレーしているとのことだが、それ以上の明るいニュースもある。

「ブロディは、先週の木曜日に十分なトレーニングを行いましたので、問題ありません」とマクラウドは述べています。

レタリックは、キャプテンのサム・ホワイトロックとともに2列目で出場する予定ですが、試合当日のメンバーには、イタリア戦で活躍したデイン・コールズとサム・ケインが加わる可能性があります。

ケインは3月から10月にかけて胸筋を痛め、長期離脱を余儀なくされていましたが、この試合は2人にとって久しぶりの先発出場でした。

コールズはふくらはぎの故障でラグビー・チャンピオンシップの全試合を欠場していましたが、先週の日曜日（ニュージーランド時間）にオールブラックスが勝利した際、2人は数少ない目玉選手としてマクラウドの目に留まりました。

「戻ってきた2人、デインとサムは本当によく頑張ってくれたので、とても満足しています」