自分の心を救うための短い文章等を書いています

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大森靖子を初めてライブで生で見た

※「超天獄」リリース記念イベント 2022/10/25新宿、10/26渋谷に行きました。 ※長く「大森靖子」「靖子ちゃん」と呼んでいたのでその呼び方で敬称略です。すみません。 ※ライブレポというより自感情語りを新鮮なうちに残しておきたい文章です。 ※もしかしたら、靖子ちゃんのライブに行きたいけどどうしようかなでもわかんないしちょっと怖いなとか迷っている人の参考になる可能性が0.2%くらいあります。 はじめに(これまでライブ行かなかった言い訳タイム) 大森靖子の曲がずっと好

    • MAPAという【6人】のアイドルグループがくれる、体験のこと

      はじめに ライブで感情がたかぶって泣いてしまって、立っていられなくなるほどの体験をしたことがあるだろうか。 私は人生で数えるほどしかない。 そして、その体験はすべてMAPAというアイドルグループのライブを見ている時だ。 2025年1月17日(金)めぐろパーシモンホール MAPAワンマン 全席指定 18:30開演 ↑ このライブ MAPAとは そしてそのライブ体験とは 感情がたかぶって泣いてしまう体験、と書いた。 といっても、それはメンバー脱退だとか、自身に不幸が続い

      • MAPAの宇城茉世さんが大好きだ

        MAPAの宇城茉世さんが好きです。 生涯でこんなにも好きになった女の子は初めてだし、今後も現れないと思う。 MAPAというグループは、女の子のアイドルを一度も好きになったことがなかった、ジャニーズ畑でずっと生きてきた私を目覚めさせるに十分な歌唱力と鮮烈な印象を残すダンス、そして魂をまるごと届けるパフォーマンスで私の心をこじ開けた。 メンバー全員のことが本当に大切で大好き。 中でも私は茉世さんのことが特に大好きだ。 茉世さんの歌声、笑い声、話し方、私たちファンに向かって語り

        • 管理職管理職

          「お疲れ様です、あまり残業はしないように」  部長の無機質な声が私のふたつ隣で聞こえた。遅くまで残る部下を労っているわけでも、部下を残業させることにより自分自身が管理能力を問われることを恐れているのでもない。ただ平坦に、残業はしないように、という言葉を『伝えるために』伝えている。 「お疲れ様です、あまり残業はしないように」  15秒ほどして、今度はすぐ隣でそれが聞こえた。同じく平坦な声で、同じ言葉を繰り返す。  隣に座っていた私の同僚は「そろそろ帰ります」と答えて、PCの電源

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        大森靖子を初めてライブで生で見た

          MAPAちゃんを好きになったこと

          私の嫌いな女がMAPAを好きだと言った。 私の嫌いな女は私の親友だった。つい数ヶ月前まで、10年来の親友だった。なんでこうなったのかはわからないけど全てのSNSをブロックされて交友を断たれて、一緒に所属していた友達グループからも実質的に私は追い出された。 なんでこうなったのかわからないって言ったけど、わかるような気もする。 私は人として明らかに欠陥があるし、いつ誰に嫌われてもそれは納得できる事象だから、それをたまたま私が親友だと思ってる人間にされただけだった。 親友だと思

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          TOKYOPINKFES番外編に行ってよかった

          ※サイコーだったので自分のためのおぼえがきです。これから初めてMAPAちゃんのリリイベに行くのでその待ち時間のルノアールで書いております。 現地着 現場に到着してすぐ、めっちゃ怖かった。来なきゃよかったとかは当然思わないけど私っておかしな挙動してないかなとか。 私よりずっと正しく長く強く、お金と時間を使って今日ステージに立つ女の子達を応援してる人がたくさん周りにいて怖くて不安でとにかく下を向いてなんも見るものないのにスマホをいじっていた。(陰キャあるある タイトルと正反対

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          肉体と精神

          肉体が私を縛っている。 重力、地面、服のざわざわする感触。かゆい。筋肉痛。全部が常に地面に引っ張られている感覚。上と下。お腹が空いた。喉が痛い。ずっと寝ていると背中が痛い。 苦しみは全て肉体に直結する。 苦しみは感情。 感情、悲しい、寂しい、しんどい、やめたい、意識の消失を望む気持ち、初めからすべてなかったことにしたい。 感情の喪失、肉体の消滅。 死は救いではない。感情や感覚は消えて無くなっても肉体は消失しない。 存在しているという救えなさ。 心と体が直結しな

          肉体と精神

          元気な自殺志願者

           今日も死ねなかった。  私はため息をついて立ち上がった。  救護ロボットはいつものように私の傷口を治すとさっさと巡回に戻る。私はそれを恨めしく眺めてから、とぼとぼと帰路についた。  西暦3056年、人類寿命管理計画が本格的に実装された。  生まれた時点でそれぞれ寿命を政府から決定、配布される。そして、それにあらがうことは決してできない。私の寿命は98歳だった。それが、赤ん坊の時点で決まっていた。父も母も同じく100歳近い寿命であり、健康優良児であった私の寿命としては妥当

          元気な自殺志願者

          肉体を喰らう巨大ムカデ

           窓の外に現れた巨大なムカデが、課長の頭を丸呑みした。  課長。  私のことをわかっていて親身に接しているつもりでこれっぽちも私の内面を理解していないおじさんだ。でも、いい人だった。奥さんは確かうつ病だと言っていた。だからうつ病には詳しいんだ、と彼は私にそう言った。けれど『うつ病は自分の思い通りにいかない人が癇癪を起こしているだけだ』とどこかで思い込んでいるのが、話しているとわかったので特に信頼もしていなかった。とはいえ嫌いではないし、うつ病の奥さんは旦那さんがムカデに食べ

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          排水溝から生まれた人

           私は排水溝から生まれました。  例えば私を生んだ母親が風呂場に私を置いたまま逃げたなどという悲惨な生い立ちを自嘲してそのように比喩している、なんてことではありません。  事実として、排水溝から私は生まれました。  いうなれば私の母親は排水溝に絡まった長い女の人の髪の毛といえるでしょう。その場合、父親は水垢になるのでしょうか。  私が生まれたのは、ごく普通の少しずぼらなOLが住んでいた家の排水溝です。母親の腹から生物学上”正しく”生まれた子供と違って、私は生まれたその時から自

          排水溝から生まれた人

          ウィンドウズ2250

           私たちの職場に奴らが現れてからもう一週間が経った。  奴らの目的は我々の職場の制圧、そして立てこもりである。  おそらく、目指しているのは国の重要な機密を扱っている我々の機関の謎を暴くこと。  不透明な政治への一種の意趣返しが真の目的のようであった。  机にしばりつけられた私たちは情報を得るすべをここから見える窓以外に持ちえない。  何度目かの昼が過ぎ、夜が来て、朝を迎えた。  最低限の食事や排せつをする権利は与えられていたので、手が不自由であること以外はおおむね快適だ

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          久しぶりに日記を書いたので過去の日記も少し読み返してみたら結構必死に日々を生きてんだなと思ってえらかった。たまには日記を書こう。

          久しぶりに日記を書いたので過去の日記も少し読み返してみたら結構必死に日々を生きてんだなと思ってえらかった。たまには日記を書こう。

          ドデカ口内炎痛い

          なんでお酒我慢しなきゃいけないんだろ? なんで私は常に我慢を強いられているのか? 我慢を強いられているというか我慢しなければ生きていけないことが多くないか? みんなは"我慢している"という意識なく我慢してんのか?それとも我慢しなきゃいけないほど苦手なことがないのか?それとも私は我慢そのものが苦手なのか? 他の人に比べて苦手なことが多い気がする。 もしくはみんな苦手なことを隠して普通にしているのが得意だ。 雨の音とみんなが生き生き仕事の話してる声が混じる。じっとり肌

          ドデカ口内炎痛い

          今日の記録

          病院に行った。先生は優しいけど薬を出すのが仕事って感じでそれは優しいの対義語ではないが同じ種類でもない。 薬剤師さん優しくていい人。そういう仕事。 おいしい温野菜を食べた。お昼食べすぎない方が頭がよく働く。でもやっぱ午後は眠い。 ツイッターをあまりみないことを心がける。 コスメカウンターに行っていいものを買った。今日は帰りにクリアカラーの眉マスカラを買って帰る。少し垢抜けたい。 帰ったら筋トレして犬の散歩して風呂入って寝る。 痩せたい。痩せてまだ満足できなかったら

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          落書き

          空洞だ、と思った。 今の彼女は空洞だった。自分の前にいて、たしかに彼女としての自我があって、名前も顔も同じで話す内容も同じだ。だけれど、そこに自分に向かう燃えるような感情の一切が見えない。感情はもともと目に見えないのに、なくなったらこんなにもはっきりと喪失を目の当たりにすることになる。 彼女にとっての自分は今『どうやら友達だったらしい男性』にすぎない。 自分はあれほどまで彼女を疎んでいたはずで、記憶を失ったと知った時はいっそほっとしたにも関わらず。 彼女が最初に目を覚

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          簡単な娯楽

          薬を飲んだり手を切って血を見ることはとても簡単だ。 死ぬより簡単ですぐにできる娯楽だ。 あと何十年もある人生をやって行くことの方がもっとずっと難しい。難しい方が価値があるかといえばそれは否で人生はそもそも価値あるものでもなんでもない生まれながらにして理不尽に与えられた苦難だけれど、 それとは別に、簡単なことを安易にやるのはなんかださいなと思う。だから私は腕を切るのも薬を飲むのも今回はひとまずやめようと思った。

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