読書のススメ/ 失われた地平線 ジェームス・ヒルトン(1933年)
私がおススメ本を紹介します。かなりジャンルが偏っていますことお許しください。
ご興味を持っていただけた、ご一読を!
たまたま、友人に誘われ、パキスタンフンザに行くことになり、旅行に行く前、旅行先が題材となっていると言われる本でも読んで予習をと思ったら、なかなか面白かったのです。
大戦前、革命の起こったバスクルから民間人を脱出させた英国人外交官と他3名が搭乗した最後の飛行機はハイジャックされ、チベットの奥地に不時着をする。瀕死のパイロットは、『シャングリ・ラへ行け』と言い残す。未開の地、助けを呼ぶ術もなく凍死も頭をよぎる時、遠くからラマ僧が現れた,僧院へ招待される。
その場所は『シャングリ・ラ』不老不死の人々がいる楽園だった。
冒険小説としての読み応えもありますが,
人々を縛る法律も何もない、あるのは中庸の精神のみで成り立つシャングリラの考え方は、ガンジーの言葉を思いさせます。
人々が自分に必要な分だけを消費するなら、世界から飢餓は無くなると考えていたと聞きます。
本当に、十二分を求めても残すだけなのに…
人間は自分達で苦しみを生み出しているのかもしれません。
映画化もされた代表作で大ロングセラー、
読み継がれているのは私は納得です!
映画も小説も不思議な魅力を感じます。
私の目標『足るを知る』、
美味しい🍰も食べすぎたら、
さして幸せじゃないって思うしね。
腹八分がちょうどいい❣️
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