中国から新風!プログレメタルバンド精神幻象の『LIGHT』を体験
中国のプログレッシブ・メタルバンド、精神幻象(Mentism)の1stアルバム『LIGHT』を聴いてみました。
このアルバムは全6曲で構成され、人文、認知、感情、社会、そして心理をテーマに自己省察を表現した意欲作です。
特に印象的だったのは、10分を超える壮大なスケールで展開される表題曲「Light」です。
この曲は、プログレッシブ・メタルの強烈なエネルギーを推進力として、過去と未来、世界と自己を行き交う終わりなき探求を描いています。
また、アルバム全体を通して、自由、葛藤、迷失、渇望、光と闇、幻想と現実、疑いと確信、脆弱さと勇気、罪と救済といった複数のテーマが織り交ぜられており、聴く者に深い感慨を与えます。
さらに、2024年9月には来日公演も果たしており、日本のファンにとっても注目のバンドです。
彼らの音楽は、プログレッシブ・メタルの独自の聴覚的魅力を持って、現実の生活と人々の内面世界を再現し、考え、問いかけ、自らの答えを示すものとなっています。
プログレッシブ・メタルファンのみならず、深いテーマ性を持つ音楽を求める方にもおすすめの一枚です。
ぜひ一度、精神幻象(Mentism)の『LIGHT』を手に取って、その世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。
中国の政治情勢は別として、中国発のバンドや音楽が今後増えてくるだろうと感じています。中国の音楽文化は、長い歴史と豊かな伝統を持ちながらも、外来の音楽と融合し、独自の発展を遂げてきました。
現代においても、中国の音楽シーンは多様化と国際化が進んでおり、伝統音楽と現代音楽の融合や、新たなジャンルの台頭が見られます。
このような背景から、中国発のバンドや音楽が今後さらに国際的な舞台で活躍し、その存在感を増していくことが期待されます。
いいなと思ったら応援しよう!
ありがとうございます。いただいたサポートは、次の記事ネタを考案する活力として活用させていただきます。