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[国際結婚]海外へ引越し〜出国時の注意点とどうにか切り抜ける能力〜

こんにちわ。

先日、羽田からフランクフルトへ渡航する際に少しドキドキさせられたお話です。
当日は、スーツケース大2、小1の荷物(段ボール一箱は先にANA手ぶらサービスで送っていました。このサービスは自宅から目的地空港まで送ってくれるサービスでとっても便利です!!)を抱えて空港までいかなければならなかった妊婦の私を良い友人4人が車で自宅前でピックアップ、そして空港までお見送りに来てくれ、幸せな気持ちに包まれながら空港へ到着。

ANA手ぶらサービスの詳細はこちらです。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/delivery/

さぁ、先にチェックインをささっと済ませて友人たちと朝のお茶をしながら最後のお別れをゆっくり〜♪なんて考えていたらなんと!今回次回出産後に帰省用に往復で取っていたのですが、その予約日時が日本人に与えられているビザ3ヶ月をとうに超えたスケジュールだった為、カウンターで「ドイツにお住まいですか?ビザはお持ちですか?」と。ドイツでの配偶者登録は、あちらに行ってからする予定でしたので、もちろんビザはなく、以前に一度、友人の結婚式の為ハワイに行く際にESTAをやっていなくて飛行機を乗り過ごした悪夢が蘇り、ヒヤッとしました^^;(何回もアメリカに行ったことがあるのに、何故かこの時は忘れていました。私、抜けてます。)

ご存知かと思いますが、アメリカ渡航の際はESTA登録を!!笑

さて、ここをどう切り抜けたかと言うと、あちらに行ってからでないと日本からの必要書類などが揃わず申請ができない為、今回は旅行ビザでの渡航となったことを説明の上、その配偶者ビザ申請に必要な書類を日本で揃えてきたので、その書類なら手元にありますと、書類(戸籍謄本や結婚証明書にアポスティーユ(公的な書類だと証明する外務省からの公的英文文書)を添付したもの)を見せました。
少々お待ちくださいと、スタッフの方が上司の方に確認を取っている間も、まぁ、もしこの書類がだめでも、帰りの便を3ヶ月以内にその場で変更しようと代替案も頭の中で準備。

こういった時、
「どうにかなる精神」を忘れずに、パニックにならず
②冷静に他に切り抜ける方法はないか考え
論理的に、問題がないと思われる方法を自信を持って伝える

能力が本当に大事だと思うんです。
これでピンチを乗り切ったシーンが沢山ありました。
恐らく、この能力は海外へ一人旅に行ったり、外資系企業で長年働いた経験や海外生活の中で培ったものかと思います。

どうしても、日本人は、ルールで決まったことに対して、「ルールで決まっているなら仕方がない」ですましてしまうところがあると思うのですが、そこは「本当にそのルールって意味があって効率がいいの?」とか、「変えたらもっといいサービスになるんじゃないの?」とか、考えてそれを伝えるのは、決して悪いことじゃないと思うんです。それで改善されることがあればお互いの為になりますよね。もし私がビジネスオーナーだったら、お客様からのそういった声は大歓迎です。(航空会社のような大企業では、ルールを変えることはそう簡単なことではないことは理解しています。)

私の夫はドイツ人で、ルールや規則を守ったり、真面目なところは日本人に似ているのですが、基本、おかしいと思ったことは主張します。(主張強めです。笑)それもあってですかね、ドイツは税金も高く、お給料の半分以上は国に納め、消費税は19%ですが、健康維持に必要とされる医療、出産から大学までの教育費などは全て国負担、もしも失業することがあっても、生活は保証されるなどのシステムが整っており、それによって、文句を言う人は殆どいません。
きちんと国民が主張をし、政治を監視することによってより良い生活にしようと個々がしているのですね。(もちろん、全てが完璧!ではなく、難民の問題など、ドイツはドイツで大きな議論はありますが。)
日本の政治家の森○学園や桜を見る会の話などを夫にすると、日本という国でそんなことが起きているのには驚き!(イタリアとかではよくあるけど。笑)といった感想が返ってきます。
諦め=関心を持たない(もしくは考えない)=主張をしない
日本では、国民の政治への興味のなさがこういった政治の歪みを生んでいるのかもしれませんね。

ドイツと日本、根本的な人の性格は似ているのですが、主張するvs主張しないが大きな違いかと思います。

日本人の謙虚なところも、茶道や着物を始め日本の文化が好きな私に取ってはとっても魅力的ですが☺️

みなさん、2020年秋(今現在)の総選挙には是非行きましょう!!

税金のこと、選挙についてよく分かる解説をされている「sekanichi」さん、おすすめです。

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https://note.com/yuki_minami/n/nb91975265e4b


話を元に戻して、このくらいで締め括りたいと思いますが、ビザに必要な公的文書の提出で、無事に搭乗した飛行機はコロナの影響で全乗客34人ほどの静かなフライトでした。

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見渡す限り、誰もいません。笑

(おわり)


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