ディープフェイク(ポルノ)の実用性

全く社会的な話ではない(とも言い切れない)、非倫理的な記事で恐縮ですが、
とあるサイトがキャンペーンをしていて1ヶ月半額で使えるとのことだったので課金してみた。
主に動画生成を使っている。

まぁ使ってみるとなんとも、それっぽくはなるが大半はそれっぽいだけで本人と言えるほどにはならないことも多い。だから使い始めはまぁこんなものだよな、まだ。と思っていたのだ

が、

いくつか試してみると、再現度の高いものが生成できて衝撃を受けた。正に実用に耐えうる。
そして、どういう顔(アングル・表情)だと生成がうまくいくのかなどを考えているうちにどハマりしてしまったのである。

私はAIでシコれんのかよ?という割と懐疑派(反対派ではない)ではあったが、なるほどシコれる。

今は日本のサービスを使っているが、海外のサービスの方が精度はたぶんもっと良い。特に服を脱がすタイプのものは海外のサービスを使った方が良い。服の部分までAIが自動判別してくれる。

韓国で問題になっていたわけだが、そりゃこれ使った方が早い。わざわざ女の機嫌をとり、セックスまで漕ぎ着け、挙句同意の有無が問題になって数年後まで犯罪者になりうるような時代、写真一つで動画作れるならそりゃまぁ使うだろうな。
ただし、韓国ではインスタ等を素材に使っていたみたいだが、理由は控えるがインスタ等の写真は素材として案外よくない。なので、ディープフェイクを恐れ別にインスタを消す必要はない。

そこで一応これからのディープフェイク問題を考えてみるわけだが、ディープフェイクに限らず今後AIによる「倫理の大幅な書き換え」は必至であると思う。
私はこれらのものを法律で規制することには、反対している。法の規制ではなく、倫理の書き換え、つまり我々の考え方の方を変えなきゃならない時代なのである。
そんなこと許されるのか!ということを許していかないとたぶん、AIっていうのは既得権益化してしまうからだ。
それは規制によって、使用の条件が複雑化すればするほどに必ずそうなる。
それは誰か(国や企業や組織)がAIを独占することにも繋がりかねないのである。
そうなった時我々には、その独占者に追いつく術はないと思う。
AI絵師なんて言ってそこら一般の人間がAIを使えるうちはいいが、ある特定の企業なりがめちゃめちゃ性能の良いAIを開発し、それを独占的に利用した場合その企業だけが市場を独占するようなことが起こりうる。

私はAIというものによる、人間の変更をもっと真剣に考えた方がよいと思う。
多くの人はAIの登場によって人間の側が変えられることを最初から思考に入れていない。
如何に今まで通りの私たちのままでAIを征服していくのかと考えている。
しかし、それじゃダメだ。上に書いた通り危険なAI格差みたいなものが容易に生じうるからだ。

そこで重要なのは、結局「私とは何か」という誰でも一度は考えたり読んだり聞いたりしたことのある問題だと思う。
なぜこれが重要かというと、全く同じ顔をした私が私であると思っているうちはディープフェイクなんて許されるわけもないからである。
私が勝手に裸にされている、というわけだが冷静に考えたら裸にされてそこにある写真はあなたと同じ顔をしているが、あなたではないのではないだろうか。ということだ。
たとえ体が偽物でも顔がついていたらそれは私なのだと言うのか。
この私問題については、人間が真っ先に変えていかなければならないところである。

そして、ネット上に何か誰かの発信があっても、まずそれが本人かどうかわからないということを前提にしてこれからの時代を生き抜いていく。
それはコストがかかるわけだが。
どうせディープフェイクでしょ、という冷めた態度が必要なのだ。

後記
普通にスケベな記事を書こうと思って書き始めたのに真面目な話になってしまった。

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