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高校に行く意味がわからなかった。
中学生のころ、私は高校に行く意味がわからなかった。
そもそも学校の勉強も好きじゃないし←
行きたいと思える高校がないし
そう思っているのに無理矢理高校に通ったらすごく無駄で苦痛な3年間になるんじゃないかと思った。
周りのみんなは、自分の偏差値で行ける高校を探したり、部活動を積極的にやっている高校で選んだり、制服がかわいいという理由で高校を選んでる子もいた。笑
そんな中、授業で紙が配れた。
行きたい高校の第1希望〜第3希望までを書く紙。
行きたい高校はとくにないな〜と思いつつも働きに出るのも嫌だったので、全国の高校が載っている辞書並みに分厚い本をパラパラ見ることに。
そこで見つけたのが「専修高等学校」だった。
国語や数学などの普通教科とは別に、専門的授業が受けられるという学校。
なんと!こんな学校があるのか!
めっちゃたのしそ〜!!!
とテンションが上がり
高校行くならこういう学校に行きたい!と思った。
そこで私は「服飾」が学べる学校があることを知り、ここがいい!と親にお願いした。
普通高校と違ってかなりお金がかかる学校だったからだ。
当時、親がどんな反応を示したかは覚えていないが、結果的に行かせてくれたことにはすごく感謝している。
私が高校に行く意味がわからない
行きたいと思えない
と思っていたのは、
単純に楽しい高校生活が想像できなかったからなのかも。と今になって思う。
普通高校は中学とあまりかわらないと思っていたし、そもそも中学が全く楽しくなかった😂
吹奏楽部は楽しかったけど、その他全部楽しくなかった。
勉強もクラスのメンバーもいじめもハブりも陰口もうわさも...とにかくめんどくさかった。
私はいじめる側にも、いじめられる側にも関わりたくなくて、その中に入りたくなくて、いつも一歩外側から見ている人間だった。
「早く卒業したい」これが私の口癖だった。
そんな日々がまた高校でも続くのか!っておもって、高校に行く気になれなかったんだと思う。
結果、専修高校を選んでよかった。
私の学生時代で一番楽しい3年間となった。
何かを選択する時、“普通の選択”をする必要はどこにもなくて、ただ自分の気持ちに素直に選んでいきたい。これからも。
自分の選んだ道に後悔はない。