ぐすたふ

不惑わくわく、から20年。今年、還暦。今の思いを、言葉にして残しておくことが、自分の生の証になるのかなあと、ネットに文章を書き込みつづけています。

ぐすたふ

不惑わくわく、から20年。今年、還暦。今の思いを、言葉にして残しておくことが、自分の生の証になるのかなあと、ネットに文章を書き込みつづけています。

最近の記事

大学入試で志望校を変えたこと

これも何かの機会なので、書いてしまおうと思います。 前の記事で、僕が共通一次で失敗したこと、そしてその結果を受けて直前に志望校を変え、最終2点差で合格したことを書きました。 もう42年も前のことですし、この際はっきり書いてしまいますが、僕の第一志望は京都大学でした。そして、合格して進学することになったのは、大阪大学でした。 どうして受験校を変えたのか、そしてそれが(結果だけ見れば)成功したみたいになったのか、それを語るためには、当時の大学入試がどうだったかということを語

    • 大学に入った時のこと

      このnoteの中を彷徨っていて、ふと「東京藝術大学ものがたり」という漫画エッセイに出会い、一気に読んでしまいました。 語り口がとても素敵で、胸に来ました。漫画って、独特の間が取れるので、文章よりも直接感性に訴えかけることがありますよね。 これを読んでると、やっぱり自分が大学に入った時のことが、肌感覚として蘇ってきます。 僕は、浪人を経験していません。当時は1980年代、予備校文化真っ盛りの頃で、「一浪」と書いて「人並み」と読ませるくらいの時代。実際、多くの同級生が第一志

      • 意味のある人生だった

        あるnoteの記事で、とても感動した言葉がありました。 死ぬときにどういう人生だったと思って死にたいか ・学びたいことをすべて学びきった人生だった。 ・これまでの出来事すべてに意味があった。 ・周りの人のことが大好きだし、私も彼らにいい影響を与えられた。  →私の生きていることに、意味はあった。 何度読んでも、いい言葉だと思います。 地震があった12年前、僕は「死ぬまでにしたい10のこと」を数えました。 1.今の仕事で、それなりの人になる 2.妻に、僕の妻で居てくれ

        • 昭和63年 大阪

          写真の建物の看板は、あの頃と変わっていません。 「飲食館 浪漫倶楽部」 あの頃の雰囲気を残していますけど、もう廃墟のように燻んでしまってますね。この間、大阪市内に出た時に撮ってきたものです。 この建物に、かつては「oven  oven」と言うイタリア料理店がありました。前菜、スープ、メイン、サラダ、パン、コーヒー、デザート付きで2000円という通いやすい店でした。 今はもう跡形もありませんね。 新梅田食道街にあった、洋食マルマンもこの1月に閉店。今でこそ、梅田の飲食

          なぜ君が逝かなければならないのか

          今日、突然、10月11日に中学・高校時代(僕の出身校は中高一貫男子校だったので)の友人が転倒事故で亡くなったとの報を受けました。 16日が通夜、17日に告別式という異様に遅い日程から類推すると、おそらくは検死(司法解剖)になったのだろうと想像します。ドラマ「アンナチュラル」で広く知られるようになりましたが、遺族にとってはつらい日々を過ごしておられることでしょう。心が痛みます。 僕にとっても、とてつもない衝撃でした。記憶の中の彼と、彼が死んだという事実がどうしても結びつかな

          なぜ君が逝かなければならないのか

          勉強だけしてればいいなんて、そんな幸せなことはない

          これは中学受験に向かっていた小学生の僕に向かって、父が言った言葉です。 僕を懐かしむことにする、と前の記事に書きました。僕を懐かしむ時、やはり小学生時代の僕、中学生時代の僕のことに還っていきます。 小学生の僕は、その小さな町ではちょっとした有名人でした。それは、昭和50年当時、京都で中学受験の模擬試験としては唯一といってよかった京洛社という会社の試験で、ほぼ毎回のように1位を刻んでいたからでした。 その当時は、成績優秀者が返却資料に学校名とともに載せられていたので(今で

          勉強だけしてればいいなんて、そんな幸せなことはない

          私を懐かしんでもらうために

          僕の妻は、僕とは別にこのnoteに文章を書き込んでいます。その妻の昨日の記事を読んでいて、ぐっとくる言葉に出会いました。 「(私がnoteを始めた理由として)密かに、もし私に万が一のことがあった時に、家族が私を懐かしむ場になればとの思いもあったのですが、まさかこんなにすぐにクローズアップされることになるとは思いませんでした。」 この文章が登場する文脈は、「検診で50歳を超えてから子宮筋腫を指摘されたので、もしかしたら悪性かもしれないという不安な状態に置かれたのだけれど、結

          私を懐かしんでもらうために

          洋食 インペリアル

          大阪にはおいしい洋食の店がたくさんあります(いや、ありました、かもしれない)。 洋食は日本で独自に進化を遂げたジャンル、といった人がいましたが、僕もそう思います。ある意味、この島国で「ガラパゴス的に」完成されたものと言っていい。 ハンバーグ、海老フライ、オムライス、チキンライス、コロッケ、メンチカツ・・・・とくるラインアップに、大阪の特徴は、ここにビフカツが加わるところ。これがまた旨いんですよ。 大阪に出てきたとき、これらの料理を「昭和」感バリバリの店で食べるのが至福の

          洋食 インペリアル

          炭火焼肉M

          福島にある焼肉屋さんです。松坂牛を炭火で炙って、ほとんど生焼けのまま自分で擦った生ワサビをつけ、それこそ刺身のように食べる、という店で、蕩けるように美味しいのですが、それだけにお値段は・・・というのがこの話のポイント。 今から30年前、僕が就職して間もない頃にできたのですが、職場で話題になって、ノリで同僚の女性二人と連れ立って行くことになったのが最初。2人のうち、1人は年上、もう1人は専門学校からの就職で僕よりも年下。しこたま飲み食いした後のお会計、年下の子は別として、当然

          炭火焼肉M

          大阪Lovers

          実は、僕の生まれは京都。小学校、中学校、高校と京都で過ごして、大学になって大阪へやってきました。 大学生の間、大阪は好きではなかったです。というのも、僕の入った大学の周辺はいわゆる「学生街」といえるものでなく、「学生の街」京都とは雲泥の差。「京都」に対する憧れと嫉妬が、はっきりと僕の中にありました。喫茶店の窓際に席をとり、コーヒーを目の前において小難しい本を読みふける、というのが大学生だと思っていた僕に(今から思えば、失笑ものですが)、あまりにもかけ離れた大学周辺の環境と、

          はじめまして

          自己紹介です。ごく簡単に。 ハンドルネーム:ぐすたふ。この名前で、この18年間ネット空間に住んできました。なので、ネットでお知り合いになった方も、ネットで知っているという方もそれなりにおられます。ただ、今「ぐすたふ」で検索すると、なんとおなじ名前を使っているエロ漫画同人系の人の記事が上位に出てくる!(驚愕)。なので、自己紹介的には「不惑わくわく」の「ぐすたふ」としておいた方が無難かも。 現在のネット上の住み家:今はMIXに住んでいます(昔はジオシティーズ→楽天ブログ→FC

          はじめまして