願望を実現に導く4つのステップ
誰しも「あれを実現したい」「こういう自分になりたい」というような願望を抱くのではないでしょうか。そういう思いは、ふとしたタイミングで思い浮かびますが、そのままにしておくとスッと消えていってしまいます。
そして思い出した頃には、もう時が過ぎていて、「ああすればよかった」みたいな後悔を抱くこともあるかもしれません。
「願望」を「実現」に導くためは、次のような4つのステップを試してみるのはどうでしょうか?
ステップ1)願望を明確にする
ふと思いつく願望は、曖昧であることが多いと思います。まず最初に、その願望つまり「最高の未来」がどのような形なのかをハッキリさせることが大切です。
どんな仕事がしたい?どんなところに住みたい?どんな人間関係に囲まれたい?などですね。
それらをノートに言語化して書き出してもいいですし、ビジュアルをつかって表現することもできます。
頭だけで考えず、手を動かしてアウトプットすることで、イメージが具体化していきます。
ステップ2)未来からのシナリオで生きる
人は往々にして、過去から未来を導き出そうと可能性を狭めてしまいがちです。
「昔、失敗したからたぶんダメだろう」とか「先生に才能はないと言われたから向いてない」とかですね。こういう思い込みは癖になってしまい、自然とそのような人間になっていってしまいます。
過去から未来を描くのではなく、未来から逆算して現在やるべきことを描きたいですね。
「未来の素敵な自分」になりきったようにふるまってみることも一つの方法です。
ステップ3)ランデブーポイントを設定する
ランデブーポイントとは、願望実現に必要な要素がすべて引き寄せられる「場所」であり、願いがかなう「地点」だとのことです。(本田健さん)
皆さんも「あの出来事、きっかけからなんか流れが変わったな。」と思ったことはないでしょうか?
それを意図的につくることができれば、望む未来へと前進していくことができます。
本当の願望は何か?自分だけでなく周囲もワクワクできるものか?そんなことを考えながら、達成したときの状況や到達点をできるだけ明確にして、未来のランデブーポイントを描きましょう。
ステップ4)ワクワクを追いかけて、次元上昇を起こす
ランデブーポイントを設定したら、ワクワクを追いかけましょう。
前に進もうとしたとき、どっちを選ぶべきか?やるべきかやめるべきか?といった無数の選択肢が現れると思います。そんなときに基準とすべきは「ワクワクするかどうか?」つまり心が動くかどうかです。そしてそれは自分だけの利益ではなく、誰かを犠牲にしてしまうものではないか?それだけ確認したら、心の赴くままに進みましょう。
そんな「ワクワク」を追いかけて選択し、決めていけば、自然と「次元上昇」に乗れるといいます。
「次元上昇」というのは、エレベーターに乗ったように人生の景色が一変することです。そのときには一時的に周りの仲間と離れていくこともあるかもしれません。
すべての人の人生に正解も不正解はありません。後悔しないためにはワクワク(直感)を頼りにして、多少怖くても飛び込んでみる。そんな決断の連続も面白いのではないでしょうか。