すべてのものは二度つくられる。
7つの習慣の中で語られています。
「すべてのものは二度つくられる。」
著者はこれはこの世の原則であると言っています。
たとえば家をつくるとき、第一に設計図を書き(知的創造)、実際に家を建てていきます。(物的創造)
組織運営においては、
第一の創造:リーダーシップ
第二の創造:マネジメント
ということになります。
まず「何を達成したいのか」方向性や目的、思いがあります。これがリーダーシップ。
そしてそれを受け、目標達成のための手段を考えていきます。これがマネジメントです。
すべてのものは二度つくられる、これが原則と言い切っているあたりが面白いですね。
でも、いろいろなものごとを考えるとき、この「二度」を考えることは思考を整理し、対策を打つ上でとても参考になります。
制度をつくる→運用する
ゲームをつくる→遊ぶ
車をつくる→ドライブする
新たな職業が生まれる→その仕事が価値を提供し続ける
場をつくる→そこで人が活動する
第一の創造にだけ着目しがちです。これをつくったら後は自然に回っていくんじゃないか。
でも第二の創造をデザインすることが実は重要です。ここをつくらないと継続してことが難しいんだと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?