相手の頭の中を「予習」しよう。
何かを伝える、説得する、営業する、説明する、という機会は仕事だけでなくプライベートでもありますよね。
あたりまえですが、「相手に理解してもらうこと」が大切です。
東京都初の中学校の民間人校長として中学校の校長を務めた藤原和博さんは、当時、生徒に話をするときにスラムダンクの例を引用していたそうです。
中学生にとっては「え?!校長ってスラムダンク読んでるの?」と食いついたことでしょう。
そして、そんな校長先生が言う言葉は、きっと生徒の心にスッと入ることでしょう。
藤原さんは「今の中学生はどんな漫画を読んでるんだろう?」とリサーチし、スラムダンクを全巻読んだといいます。
つまり、中学生の頭の中を「予習」したんですね。
同じことを伝えるにしても、相手の頭の中にあることを「予習」することで、クリティカルなコミュニケーションが可能になります。
例えば相手が野球好きなら、野球のルールやプレイ、選手に例えてみるとかですね。
その世代で何が流行ってるか?その人が何が好きで、どんな価値観を重要視しているか?
それを予習することで、こちらの伝えることはいつもよりも相手の心に届くかもしれません。
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