「いいね!の数」と「個性」は相反する。
今年の夏、インスタで2つの写真を投稿したことがあります。
ひとつは最近流行りのかき氷の写真、もう一つは廃墟のビルの写真です。
日を変えて別々に投稿したのですが、「いいね!」の数は「流行りのかき氷」の写真の方が多かったのです。
いろいろな投稿環境や悦閲覧者の状況もありますが、「かき氷」により多くの「共感」が集まったのだと考えました。
共感、ということは「価値観が近い」と言えると思います。
一方、廃墟のビルの写真に共感する人は比較的少なかったことを考えると、「価値観がちょっと違う」と言えます。
さて、ここで「個性」ということを考えた場合、どちらが個性的でしょうか。
個性は価値観の方向性ともいえるので、後者つまりビルの廃墟のほうが個性的と言えそうです。
ゆえに、「いいね!の数」と「個性」は相反するもの、というロジックが成り立つと思います。
個々の時代と言われます。「個々」とは「個性」と極めて近い意味を持つのではないでしょうか。
だとしたら、(フォロワーの数が同じだとしたら)、「いいね!」が少ないことこそが個性ですね。
でも注意すべきは、「単にその投稿がつまらなかった。」という可能性もあるということです。
内容のクオリティが高いのに「いいね!」が少ない、これこそが個性なのでしょう。