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「でもでも」星人の倒し方
今日は、どんな会社は必ず一人はいる「でもでも」星人の倒し方について書きたいと思います。
「こういう取り組みをしたいと思うんだけど。」
→「でも、忙しいから。」
→「でも、人がいないから。」
→「でも、予算がないから。」
→「でもさー。」
恐るべき「でも」の威力。これで提案者はかなりのダメージを受けます。
しかしまずは「出たな。でもでも星人!」と(できれば頭の中で)言って、自分の心を落ち着かせましょう。これで感情的にならず、自分を客観視できます。
人は変化を嫌う生き物です。そのことを思い出し、「あー、はいはい。想定通りの“でもでも”ね。」と余裕を見せましょう。
では具体的な倒し方を3つの段階で見ていきましょう。
【倒し方①】
「どうしたら○○できると思う?」
阻害要因の確認です。“でもでも”ビームを発してくるからには、それをやりたくない理由をくっつけてくるのが常套手段です。
その理由を解消できないかを探っていきましょう。
「○○部の人がヘルプしてくれれば。」
「この仕事が片付けば。」
阻害要因を口にしたらチャンスです。それを取り除くことが突破口となります。
【倒し方②】
「どうなったらいいと思う?」
望む未来を共有しましょう。
でもでも星人とはいえ、良い未来を拒むということはしにくいものです
阻害要因はさておき、望むべき未来を語らせることで、その行動が良い結果をもたらすことを確認してもらうことができます。
【倒し方③】
これが一番大事なのですが、すぐには効果が期待できません。
それは、「自分を信頼してもらうこと」です。
普段から真摯に働く姿を示し、見返りを求めず、でもでも星人を助け、協力しておくこと。
それが信用となり、信頼となります。
「あなたのためなら。」「あんたが言うなら。」と動いてくれる可能性が高まります。