見出し画像

「価値」には二つの種類がある。

商品やサービスが提供する「価値」には、二つの種類があるといわれています。

一つは「機能価値」
たとえばボールペンなら「文字が書ける」ということ、車なら「走る」ということですね。
この価値は客観的、合理的に誰もが判断できるものです。

もう一つは「感情価値」
これは理屈ではありません。人それぞれがどう感じるか?というものです。
たとえば、尊敬する人が使っているボールペン、好きな有名人が乗ってるのと同じ車、なんかカッコイイと思うカバン、持っているとステータスが上がったような気がするブランド品など。
ここに客観的、合理的な理由はないんですね。ただ心が動くか動かないか、の問題です。

ビジネスにおける競争は、機能価値に着目しがちですが、たとえ機能が優位でなくとも、感情価値に訴えることができれば、それだけでも顧客を獲得することができます。
特に、サービスや商品の質が高いレベルで均一化されてしまってる現代においては、特にこの感情価値の重要性が増しています。
そして、この感情価値は人それぞれで、多くのバリエーションが考えられます。
このときのポイントは、人の欲求
褒められたい、認められたい、カッコいいと思われたい、目立ちたいなど、機能度外視の感情にこそチャンスが隠れているのかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!