忙しそうにしている人に情報は入ってこない。
後輩がリーダーに相談したいことがあったり、報告したいことがあるとき、チラッとリーダー様子を見たとします。
すると、さも忙しそうにモニターを凝視し、鬼のような形相でキーボードを連打してるリーダーの姿…。
そんな様子を見て、「あとにしよう。」と後輩は思います。
あとにするのならまだいいのですが、問題は、「まあいいか。」となってしまうことです。
その後輩が伝えるはずだった情報がリーダーに入ってこなくなるんですね。もしかしたらシステム改善に役立つミスのことかもしれません。すぐに打ち手が必要な悪いニュースかもしれません。
だからリーダーは、たとえモニターを見ていようとも、視野の端に後輩がなにか話したそうにしている素振りをキャッチし、顔と体を向ける必要があります。
本当に急ぎの仕事なら、「ちょっと待ってね、すぐに時間つくるから。」と言って後で必ず時間をつくり、相談や報告に耳を傾けるべきです。
それをせずに放っておくことを続ければ、やがて自分に入ってくる情報は少なくなっていきます。
意識のドアはいつも開いておきたいものですね。