ベンチャーキャピタリストの仕事 ②投資先候補の探索
福岡でベンチャーキャピタリストになって1年が経ち、日々考えたことや思ったこと、これから起業する人・ベンチャーキャピタリストになりたい人の役に立ちそうなことを、徒然なるままに書いていこうかと思っています。
ベンチャーキャピタリストの仕事の中でも、今回は、投資先候補の探索について、説明していきたいと思います。
投資先にどのような場所で出会っているか、振り返ると以下の3点が多いかなと思います。
① イベント(ピッチやビジネスコンテスト)に参加する
② ベンチャーキャピタル同士のネットワーク
③ 様々なネットワーク(例えば、卒業生ネットワークであったり、学会や
業界団体のネットワークであったり)
技術系のベンチャーへの投資が主ではありますが、ベンチャーへの投資は、人への投資であり、技術がピカピカで素晴らしくあっても、人を信頼できなければ、投資案件にはなりえないと考えています。そのようなこともあり、ネットワークからご案内を受けることも多いのかなと思います。
私が大学院の時に、九州大学のプログラム(QREP)でシリコンバレーツアーで訪れた時に、講師の方から、シリコンバレーで大事なものは、3つあると言われ、皆で頑張って3つ考えてそれぞれ発表しました。
さて、答えはどうかなとドキドキしていると、講師の方は、満面の笑顔で、1ネットワーク、2ネットワーク、3ネットワークと書いた画面をスライドが映し出し、私たちは、!!!!!となり、顔を見合わせました。
今になって、やっとその意味がわかってきたような気がします。
また、探索も大事ではありますが、技術の動向や規制について、知っておかないと探索するとき、取捨選択できず困りますので、日々動向について、勉強しています。ここは、おそらく個人で結構異なりますし(経験の違いで理解しやすいものが異なりますし)、ちょっとばかり企業秘密になるので、直接会ったときなどにお教えできればと思います。
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