負ければ負けるほど考える。
負ければ負けるほど考える
ここ最近、ここでのアウトプットが出来ていなかった。
理由は簡単。
試合で負けが続いたから。
監督として、野球に関わりやっていくと自分の現役時代以上に「敗戦」について考えてしまう。選手として野球をしていた頃は、負けてしまったら「悔しい」が先行し、原因を考察し自身を高めていった。
しかし、監督は違う。
「何が足りなかったんだろう?」
このことばかり考えてしまう。仕方ないと思う。
しかも、接戦での敗戦ならなおさらである。
実は、ここ最近の敗戦は2点差以内での負けとなっていた。むしろ、大会に関しては最終回に追いついた末にウラの相手攻撃で逆転され、サヨナラ負けとなった。
試合後、ダウンをしながら泣いている選手たちを見ると胸が締め付けられる思いがした。
この試合を通して、私が監督をしているこのチームは
「何が足りなかったんだろう?」
その答えとして考え出したのが、
「選手の意思を考えていなかった」
です。
ボトムアップで挑むと腹を括り始まったシーズン。
時が経つにつれ、野球の思考の中心には私の考えがありました。その結果、私の考えでチームが舵を取り、練習も試合も行っていました。
しかし、フィールドで野球をするのは選手たちです。
主役は「選手たち」
肝心なことを忘れていたことを、続いた敗戦で気が付きました。
やはり、見えない敵は自分なのです。