Gurus Film Productionが提供する付加価値 【撮影技術】
せっかくいい動画企画が出来上がったにも関わらず、なぜか残念な映像の仕上がりになったということはないでしょうか?
特に低予算のプロジェクトに多く発生する問題で、撮影者の技術がクライアントの求めているレベルに達していないことが原因かもしれません。
この記事では、Gurus Film Productionが考える高いクオリティーの撮影技術について解説します。
Gurus Film Productionでは、撮影技術を単に美しい映像を作り出す技術と考えていません。
全てのカットに意味があり、そのどれもが動画で伝えたいものにつながっている必要があると考えています。
高いクオリティーで撮影を行うために、動画の目的を理解します。
この動画で伝えたいメッセージは何か?
この動画を見終わった後に、視聴者にどのような感情になって欲しいか?
この動画を見終わった後に、視聴者にどのような行動を期待するのか?
このゴールに到達するように効果的に設計された撮影技術を、高いクオリティーの撮影技術と考えています。
Gurus Film Productionが2020年のコロナ禍に撮影したCRISP CONNECTというインタビュー動画を例に上の点を解説します。
プロジェクトの概略
「CRISP CONNECT」とは、クリスプ・サラダワークスが開始した医療従事者を支援するために、無償でサラダを届けるプロジェクトです。このプロジェクトの発起人である株式会社CRISPの代表宮野さまに、プロジェクトへの思いを伺ったインタビュー動画になります。
プロジェクトに関する代表の宮野さまのnote記事はこちらです。
https://note.com/crispsaladworks/n/nf5dfb4a4dbd2
動画の目的
撮影前に行った、1時間のオンラインでのヒアリングと、宮野さまがnoteに投稿していた記事から以下の内容を撮影前に理解していました。
伝えたいメッセージ
未曾有の混乱の中、それぞれの人が周囲の近しい人を助け合う重要さを再認識し、その結果医療従事者への理不尽な差別をなくすこと。
この動画を見終わった後に、視聴者にどのような感情になって欲しいか?
CRISP CONNECTという活動に共感してもらい、医療従事者やサポーターが活動を通して心が温まるきっかけにしたい。
この動画を見終わった後に、視聴者にどのような行動を期待するのか?
クラウドファンディングへの協力や、ボランティアとしての参加や、Twitterへの書き込みなど、理不尽な医療従事者への差別に抵抗するための行動。
この動画の目的に基づいて、撮影に関する様々な技術的な要素を決定していきました。
CRISP CONNECTは、わずか3ヶ月で2,000名以上から2000万円以上の支援、そして400名近くのボランティアサポーターグループによって、37の医療機関に「25,889食」を届けることができました。
インタビュー動画は、CRISP CONNECTといった多くの人の共感を呼び起こすという目的のためにも効果的な方法となります。
それぞれの企業や団体に所属される方々が考え、実践している社会的な活動は、効果的に設計された撮影技術によってストーリーを伝えることでより大きなインパクトを社会に与えることができます。
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