2 ドール面、かぶれる
これまでのおはなし
https://note.com/gururi_me/n/n7741c55b3e20
型を作成したが翌日は全然乾いてなかったので、次の週末まで屋内で放置。本棚の空きスペースにこいつがいるのはなかなかにワクワクするね!
離型剤に悩む
球体関節人形にチャレンジした時、「はじめて作る球体関節人形」というサイトと本を頼りにやったのだけど、そちらでは粘土と粘土の離型のために型にラップをまいていた。なんせ家にあるので一度試してみたのだけど、まぁ巻けない。鼻や唇の凹凸に密着せず、火で炙ってみても焦げて穴があいちゃう。
大人しく本の通りにサーフェイサーと離型剤を買うことにした。親切なハンズのおじさま店員さん曰く、サーフェイサーは粘土に水を通さないようにする意味で塗るのでニスでもいいらしい。離型剤はワセリンでも可能とのことだった。今度やってみよう。
併せて1400円くらい。あと百均で筆を買ったので100円。
サーフェイサーと離型剤をつける
まず、サーフェイサーを吹く。ベランダに新聞紙を敷いて。3周くらいする。見事に液垂れ…表面に吹く時はもう少し一回の量を減らさなきゃかな。
続いて離型剤を百均の筆で塗る。ここで問題が。後頭部がスチロールのまま、ラドールで覆われていなかったために、離型剤と反応して溶けてしまった。…離型剤ってなんなの?もう少しよく調べたら良かったなぁ。
面になる粘土を被せる
後頭部まで作ることにしたので、どこまでかぶせるか決めて型に描く。ラドールプレミックス2個をのし棒で伸ばして包む。
離型剤で溶けちゃったおかげで、結果こんなぼこぼこした後ろ頭に。後で埋めよう(かつらはどうしようかな)。そのままお顔のディテール調整。
耳も作ってつけた。ラドールプレミックス3袋目を開封。
耳ってあんまりしげしげと見ることがないので、鏡で見て作ろうとすると訳がわからなくなり、一回右耳を二つ作ってしまった。土台部分の粘土をよく濡らして練りつける。
段ボールに布団乾燥機のホース入れてバスタオル被せて乾燥。ちょっとでも早く削りやりたかったので。しかし、いまいち乾ききらず一晩置く。前回、表面だけ乾いてて中半乾きの状態でやすりがけやったら、やすりに巻き込まれていらんとこまで取れてえらいこっちゃになった。反省は活かしていく。
離型できない!?
さて、乾いたので型から外したい。離型剤を塗った面はつるつるして、割と外しやすい感じ。だが、本になかった後頭部まで作ってしまったので、形状的に顎が外れない!
止むを得ず型をスチロールカッターで切り刻んで外した。再利用したかったけど…まぁ離型剤で溶けちゃったし、いいかな…
グズグズに切ってなんとか外れる。もし次に作ることがあったら、後頭部と頭頂より前をまとめて作った方がいいな。
目穴を開けていたのだけど、裏から見たら片側開いてない…。後から削ろうと思う。内側乾いてなかったので1日屋内で乾かす。おでこの裏側に大きく入っていたヒビはこの時、余った粘土で埋めた。ここから割れたら嫌だもんね。
はじめて被れた!!
かぶれた!!
前回ここまで来られなかったのでシンプルに嬉しい。次回以降、やすりがけして微調整していく!
…つもりだったんだけど、事件が起こる。そのことは次の記事に書こうと思う。
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