中学受験生!夏休みはどうやって勉強すればいいの?
中学受験の情報は、くまなくチェックしているつもりです。
そうしたら、中学受験批判もたびたび目にし、耳にします。
中学受験を頑張っている御家庭にはとっては雑音でしかないので無視してください。
批判している方は、お子様をどうぞ野に放って「子供らしい」夏休みを過ごさせてあげて欲しいと思います。
現在の小学6年生は約60万人、
中学受験をする小学6年生は約6万人、
夏休みに何をやるかは、人それぞれです。
何にも頑張っていない非中学受験生はチンタラポンタラ過ごさず、是非、「子供らしい」夏休みをお過ごしください。
1.学校の宿題との兼ね合い
1.くだらない、意味のない大量の宿題への対処
これは、ホントに困った問題ですが、強い親御さまは学校の先生に角が立たないように宿題を減らしてくれないか交渉します。団体で交渉すると効果が出やすくなります。実際にそういう事例を私は何度か見たことがあります。
交渉なんて、無理!という場合は答えを写しましょう。
写経のようなものとして精神鍛錬の修行ととらえましょう。
2.読書感想文
課題図書を決めずに書かせる読書感想文があるそうですが、バカバカしいので以前に読んだことのある本の感想を書いておいてください。
だって、クラス30人だとして、先生が30人分の別々の本読んでチェックするなんてことはありませんから。
課題図書が決まっている場合は、40日かけて1冊読むのもいいと思います。ちなみに、読書感想文のもっともつまらないものは、あらすじ書いて感想です。
3.自由研究
ほとんどが任意のはずです。
どうしてもやりたい研究があればべつですが、特にやる必要はないでしょう。
2.まずやるべきこと
× 苦手の克服〇 夏期講習で配られるテキストに全集中
苦手ってホントに分かってますか?ってところからです。
よくいるんです。
「速さ」が苦手とか、「図形」が苦手とか‥‥
こんな抽象的なこと言う場合は、苦手なのか、難しいから出来ないのかすら気づいていません。
ホントに苦手を克服したいのであれば、個別か家庭教師をつけてあげて、何が苦手なのかをまずは探してもらってください。
3.科目ごとにやるべきこと
これも、実際のところ夏期講習で配られるテキストを死に物狂いでやればいいんですが、老婆心でいいます。
・算数
四谷系の塾なら「四科のまとめ」
これを完璧にしたら、四谷大塚の算数のテストで偏差値50以下はあり得ない。
偏差値50以下だけど、「四科のまとめ」は完璧だって生徒は過去30年で0人です。
逆に、この中で解けない問題を苦手な問題と定義付けていいです。
早稲田アカデミーは算数だけは「四科のまとめ」を購入させないシステムになっているので、代わりに「バックアップテキスト」やってください。
日能研はいわゆる「428」です。
428問一行問題があります。
難しい問題もありますが、親切な講師は難易度つけてくれます。
難易度つけてくれないようなら、先生に難易度付けるように直訴してください。塾は使い倒してナンボです。
もし、サピックス偏差値58以上
四谷大塚偏差値63以上
日能研偏差値65以上
が平均偏差値の場合、これがお勧め!
トレンドに則った良問(難問でもあるが)100問あるので、1日1題やると壁がぶち破れると思います。解説も素晴らしいです。
国語
基礎が大切です。
漢字>語彙>慣用句>四字熟語>ことわざ
塾のテキストを大切にしながらですが、こういったものもお勧めです。
文章問題はできたら2日に1題(入試で言うと1年分)。
サピックスはこれくらいで課題だしてますよね。
理科
これも基本は夏期講習のテキストをしっかりやることが大切です。
ただ、夏休みの間にコアプラス9割くらいできるようにしておけたら最高です。
1日何ページとかではなく、
時間を決めて(例えば20分)、5ページを何回繰り返せるか!みたいにするで効率的な暗記、理解につながります。
「四科のまとめ」理科も悪くないけど、書き込む面倒臭さを考えると、やはりコアプラス。
「メモリーチェック」理科は、暗記や理解のテキストではありません。夏が終わってから演習問題集としてやるならいいと思います。
社会
社会コアプラス: 中学入試小5・6年生対象 (サピックスメソッド)
理科と同じです。
1日何ページとかではなく、
時間を決めて(例えば20分)、5ページを何回繰り返せるか!みたいにするで効率的な暗記、理解につながります。
私としては「四科のまとめ」の方が学習効果・暗記に対しては優れていると思っています。
四科のまとめ 社会 【オリジナルボールペン付き】解答付き 最新版
ただ、やり方に注意が必要です。
答えを切り離して、要点チェック(右ページ)にチェックペンで書き込む(答えを見ながらでOK!)
右ページを高速で覚えながら、左ページの空欄にチェックペンで書き込む(答えを見ながらでOK!)
1・2をやりながら発展編をチェックペンで書き込んでいく(答えを見ながらでOK!)
地理の発展編(地図があって、ひたすら地名を覚えるページ)以外を、ひたすら覚えまくる。
入試まで途切れることなく回し続ける(皿回し方式)
9月以降はあらゆる入試問題を解きまくる
「メモリーチェック」は覚える教材ではありません。演習問題集として使いましょう。
4.まとめ
夏休みは、みんな頑張るから対して偏差値はあがらないと言われます。
その通りです。
夏最後のテストが現状維持なら、夏、頑張った証拠です。
夏最後のテストで成績アップなら、まわりのみんな以上に頑張った猛者です。
夏最後のテストで成績ダウンなら、そこから周りの3倍集中して8時間勉強しましょう。
5.おまけ
星の色は温度によって決まる。
赤→3000°(アンタレス・ペテルギウス)
オレンジ→3500〜5000°(アルデバラン)
黄→5000〜6000°(太陽)
白→6000〜10000°(ベガ)
青白→10000〜12000°(シリウス・リゲル) ※シリウス10000°<リゲル12000°
お願い!覚えて!
注意‼‼‼
シリウスの色は青白だと思っていましたが、大手塾のテキストでは白色で表記されているようです。 写真で見ると確実に青白なんだけどな。
※後期に向けて若干名の生徒を募集しています。
※個別コンサル(スポット授業)も積極的に受け入れています。