中学受験塾へ通うのが小学1年生からだとダメなの?の話
少し前になりますが、サピックスの小学1年生のクラスが定員いっぱいになって入塾できなくなっていました。
ホントです。
そんなにいいものなのか?
中学受験のプロとして考えてみました。
1.英才教育(早期教育)と中学受験塾の小1の違い
英才教育は、バチバチに特定分野をやらせることです。
音楽分野で物凄い才能を開花させているプレイヤーはだいたいバチバチの英才教育受けています。中学生から始めた世界的音楽プレイヤーは少なくとも知らないです。ポップ歌手とかじゃなくピアノとかバイオリンとかですが。
スポーツ分野も似たような感じだと思います。
芸術分野は生まれ持った才能・環境が大切らしく英才教育を施してもあんまりだそうです。
学業分野に関しては類稀なギフテッドに専門家が特別なカリキュラムを当てるのが一般的です。
英才教育を受けた500人に1人くらいは、その分野で生きていきます。
一方、中学受験塾に小学一年生が通うことは、
単なる習い事です。
そろばん・スイミング・その他もろもろの一般的な習い事と一緒です。
2.中学受験塾の小学一年生って何やるの?
読み・書き・計算・パズルです。
寺子屋?
小学一年生から中学受験塾に通わせるなんて!っていう人いますが、
実態は、
サピックス・早稲田アカデミー・日能研・四谷大塚の四大塾はは週一回45分が2コマだでけです。
あんまり中学受験と関係ないと思いますが、才能ある子にとってはかなり思考力がつくカリキュラムだと個人的に思ってます。
イメージはグノーブルのこれ
3.中学受験塾に小学一年生からから通うメリット・デメリット
メリット
上に挙げたG脳みたいなものを楽し気にやる子は難関校に合格するのではないかという強い期待が持てる。
勉強を勉強と思わなくなる
塾に通うのは当たり前だと思うようになる。
あまりにも子供が嫌がるようだと、中学受験撤退を早めに決断できる
デメリット
週一回90分とマネーがもったいないと思う(親が)
あんまり出来ない子だと難関中学合格しか意味がないと思っている親に酷である場合がある
他にメリット・デメリットあると思いますが、経験者の方は是非コメントで教えてください。
4.まとめ
小学一年生から小学3年生までの中学受験塾は生活の中の1つの習い事。
小学4年からは中学受験は生活の1部となり、小学6年生になると中学受験は生活の軸となります。
小1からサピックスに通って東京大学に合格した人ってたくさんいるけど、必須ではない。
英才教育・早期教育はほどほどにしたほうがいいというのが個人的意見です。
あっ、語学に関してはリスニング・スピーキングは幼いときからがイイみたいです。
5.おまけ
※中学受験の日常問題!
問題
スーパーマーケットでの果物の販売の仕方!
ア.会計をするレジの近くに配列されてることが多い。
イ.野菜と一緒に、入口に近い場所に配列されていることが多い。
ウ.野菜と同じようにほぼ同じ種類が一年中販売されている。
エ.売り場の中で、価格の安い商品から順番に並べられていることが多い。
もちろん、答えは、
イ.野菜と一緒に、入口に近い場所に配列されていることが多い。
慶應普通部2015年より
※後期に向けて若干名の生徒を募集しています。
※個別コンサル(スポット授業)も積極的に受け入れています。
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