中学受験でまだ「深海魚」とか言っている人は素人だから安心してほしい話!
酷いタイトルの記事だけど、私は仕事だから読まざるを得ないんです。
1.第一志望と第二志望、受かったらどっちに行く?
第一志望に行くに決まってるでしょう。
この記事面白過ぎて、読んでしまって、溜息しかでてきませんでした。
まず、論理が面白過ぎて、
第一志望ならビリで、
第二志望なら1位っていう前提から始まる。
そんなわけないじゃないか。
この本自体は悪くないんだけど、やっぱり中学受験の専門家ではないんです。
ただ、本自体はホントに悪くないです。
”進学校への入学を果たしたにもかかわらず、入学直後のテストで低い成績を取ってしまい、下位層から浮上できなくなった生徒を「深海魚」と呼ぶこともある。
中室さんによると、日本の進学校でも実際に「深海魚」が存在することは、研究でも裏付けられているという”
溜息しかでないですけど、定期テストって順位出すんですよ。
どんな進学校でもトップからビリまで出ちゃうんです。
桜陰だけは、頑なに学校での順位付けはしないらしいですが。
中学受験に耐えて、どんな中学校に入ったとしても本当に最初の勉強なんて拍子抜けするくらい簡単で、ついていけないなんてことは絶対にありえない。
「一生懸命勉強しても超進学校では全然ダメで深海魚になる子がいる」
と喧伝する輩は、進学校はそうであってほしいという嫉妬と願望でそう言ってるだけで、全く気にする必要はありません。
深海魚になる子は、サボり続ける子です。
この一択で例外はないので安心してください。
例外はありません。
2.アメリカの話がなぜか出てくる?
アメリカの研究によると~みたいな話出てきますが、
アメリカって、大学入学のときにちょっとした学力調査が出てくるだけだからね。
確かに、高校で単位取れなかったりはあるけど、日本とは全く異なる教育システムでやってるから話し出されても…‥って感じです。
成田悠輔さん(イェール大学の先生で変な眼鏡がトレードマーク)の人が良く言うけど、アメリカは日本と違って完全な格差社会で、日本みたいに努力でどうなる世界ではない。
親が社会的地位と金持ってる奴が圧倒的に強い。
そして、ジンジョーならざる学歴社会。
ネットフリックスでも見れる「スーツ」なんかは良い例。主人公のローファームってハーバードの法科大学院を卒業してないと入れない。
アメリカにいる日本の王女の旦那は、王女の旦那だから凄いことになっている。
3.韓国じゃなくて日本の話が聞きたい!
韓国の男女別学の話が出てくるけど、それもどうでもいい。
外国の調査じゃなくて日本の調査を頑張れよ。
4.男女別学のメリデメ
それはあるでしょう。
好みの問題、思想の問題。
世の中の流れ的には共学化だとは思うけれど。
因みに、男女別学って大枠でみるよりも、自分の子どもが通う学校の個性の方が、
100~1000倍くらい大切ですよね。
桜蔭は女子のチャンピオン、理系も強いけど、文系も強い。
豊島岡女子は学校自体が理系にメチャクチャ力入れてる。
女子学院は正直、進学先?好きなところに行けばいいじゃないって感じ。
頌栄女子は図らずも?文系だよね。
5.まとめ
ネット記事は陳腐で浅い記事がほとんど。
なかむろ・まきこサンの本は悪くはないんですよ。
6.おまけ
ある中学校で出題されてた。
全然いいんですけど、まさか(ウ)の人が入試問題にでるようになるとは…
そろそろ自民党総裁選ですから。
自民党総裁になったら基本的には内閣総理大臣になります。
自民党総裁になったけど、内閣総理大臣になれなかったのは河野洋平と谷垣禎一。
※後期に向けて若干名の生徒を募集しています。
※個別コンサル(スポット授業)も積極的に受け入れています。