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時代の変化は止められないのか?

アナログから地デジへ、ガラケーからスマホへ、レンタルからサブスクへ、最近ではついに対話型AI「ChatGPT」が登場しました。
加速する技術発展に対し、良いことだと言う人もいれば良くないことだと言う人もいます。
世代によっても感じ方が変わってくるかもしれません。
例えば昭和を知っている世代からすれば、ただでさえ色んな物事が機械化されることに嫌悪感を感じているのに、考えることすら機械任せにすることは良くないと感じることでしょう。
でも今5歳以下の子供や、これから産まれて来るような子供達は、周囲にAI技術などが当たり前に存在している社会で生まれ、育っていきます。
それはつまり色んなものに時間をかけて取り組んでいた時代を知らないと言うことです。
厳密に言うと何かしらの情報網から昔の映像などを見てある程度「昔はこんな感じだったんだ」と思うことはあると思います。しかしそれを体験したりする時間というのは圧倒的に少ないと思われます。
そんな世代の子供にとってみれば、AIなんてものは当たり前のものです。
おそらくガラケーを見せると「昔はこんなボタン式で大変なものを使ってたんだ」と思うことでしょう。
例えるなら私たちがショルダーフォンを見て「こんな大きくて重いものを使ってたんだ」と驚くのと一緒です。
そうやって時代は進んでいきます。
時代の流れに逆らおうとしても、ほぼ無理でしょう。

武士の時代から商人の時代へ

武士が偉い時代は刀を腰につけて移動しているのは当たり前の光景でした。
「武士の心を忘れない」と言って現代で日本刀を持ったまま街を歩いたらどうなるでしょう?
銃刀法違反ですね。
ちなみに武士の時代が終わったのは1868年の明治維新。
徳川慶喜が明治天皇に大政奉還したことにより武士が日本を統治する時代が終わりました。
今が2023年なので155年前ですね。
その間にここまで変わるんです。
あなたのおじいちゃんのおじいちゃんあたりなら、普通に日本刀を振り回していたかもしれません。
最近では人生100年時代ってうるさいほど聞きますよね?
今年生まれた子供達は順当に行けば2123年を生きて迎えることになります。
というかおそらくもっと長く生きるでしょう。
新しい技術は何かしらの問題が起きたり、犯罪に利用されたりといったこともおそらくあるでしょう。
SNSだって出てきた当初は革新的でしたが、最近は年々犯罪に利用されるケースが増えています。
しかしそれは時代が進む上で何においてもそうなんです。
じゃあずっと変わらないまま時代が進めばいいじゃないかと思うかもしれませんが、それはそれで別の問題が起こるのです。
ずっと新しいものが生まれて、新しい問題が起きて、それに対応して、そうやっていくしかないんでしょうね。

ではどうすればいいのか

時代というのは誰が何と言おうと変わります。
どんな金持ちにも、権力者にも止められない。
人間は本能的に「変わりたくない」という心理が働くそうです。
それは変わらない方が楽だから。
少しくらい不便で不自由なところがあっても、今のままでいた方が慣れてるし楽なんです。
卒業とか引越しとか転職とか、その時になると「やっぱり今のままでいいのに」と思うことがありますよね?
それは変化した先で起こることの予測ができないから、今のままの方が楽なんです。
なので最も必要なことは変わるものを受け入れること。
自分を否定しないで、誰かに何か言われようと自分がやりたいと信じたことをやったらいい。
そんなのをいちいち気にして反応している時点で自分の人生を生きてません。
周りで人のことに何か言ってくる奴は大した人間ではありません。
これがやりたいことだとか言って犯罪とか過激な物事に時間を費やしてる奴も大したことありません。
誠実な態度で物事に打ち込めばその経験が人生になります。


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