第1回 TED×MATION レポート

みなさんこんばんは。guroです。更新がかなり久しぶりとなってしまいました。楽しみにしていただいているみなさま申し訳ございません。※それだけバタバタしていたということでご容赦ください。

今回は2017年5月16日に私が勤めている株式会社メイションにて、「第1回 TED×MATION」を行いましたのでその模様をお伝えします。

TED×MATIONとは

リーダー対抗の会社への改善提案バトルです。
選出された7名リーダーが1チーム4名〜5名のグループを社員で結成し、1ヶ月半の間に会社の経営課題を解決するための提案を2案作り上げます。そして発表の当日は代表へ各チーム毎に提案。代表はその提案に対して「課題解決度」などの観点から採点を行い、最終的な合計点でランキングを決めます。

ここで重要なのは「採点」。採点によって各チームの順位が決定する他、10点満点中5点以上獲得した提案は「役員会決議」と同様に扱われ、会社としての決定事項となります。つまり社員が役員会で自身の考えた提案を行うのと同義になります。※サイバーエージェントの「あした会議」を大いに参考にさせていただきました。

開会の挨拶

開会の挨拶はすでに定番化しつつある関根社長室室長。重厚感が漂いつつも希望を伺える挨拶でした。特に印象に残ったのは「TED×MATION（テデックスメイション）」と発音されていたこと。いままでずっと「てっど」と発音していた自分が恥ずかしくなりました。

さっそくプレゼンスタート

くじ引きで1番を引当てたのは山田チーム。渡部さんの高いプレゼンテーション能力が光るなか、自信の1案（以前運用していたメイションポイントの進化版）を提案いたしましたが採点は非常に厳しい結果に。

質疑を行う近藤さんと関根さん。一切の甘えは許さず、経営者としてシビアな視点で各提案を採点します。

2番目に提案を行ったのは河田チーム。田中さんの圧倒的なプレゼン能力に驚きました。提案自体も雇用対策のアイデアを複数提案。小池さん目をつむっている写真でごめんなさい。

3番目は譲尾チーム。優秀な人材のさらなる成長を促すための制度を提案。細かい部分の詰めが甘かったものの、序盤としては高得点を獲得。なぜかマスク率が高い。

続いて新地チーム。スマ婚がより提携先の企業と緊密な関係になり、パーティのクオリティを上げるための提案。吉田さんのブライダルへの熱い想いと久保さんのしなやかなプレゼンが光りました。

志村チームは女性が安心して働き続けられる環境づくりの提案を安藤さんが行いました。ブライダル業界は女性の働き方の問題は長年の課題。今まさにメイションもその課題に直面していることもあり、1巡目では最高得点を獲得。

金井チームは新入社員が安心して働き、成長するための3カ年計画を提案。プロパーが3名もいる金井チームらしい提案で高得点を獲得。池浦さんの声のトーンと物怖じしない度胸も良かったです。

最後は才色兼備の宮原チーム。当社サービスの2次会くんが再来年の大きな目標を達成するために必要な準備を提案。しかし役員会提案までの内容には至らず非常に厳しい結果に。

ここまでが第1案の提案。すぐさま第2案へ。

ここからはハイライト

2年目で唯一の参加となった武藤さんは大宮での1年間経験を活かした素晴らしい提案でした。これで社内のコミュニケーションが活性化されると嬉しい。

藤井さんはメイションが保有するアセットを最大限活用するための事業案を提案。

新地さんはメイション最大の謎！？と題して、田所さんが結婚できない理由を解説。そこから事業案に持っていくところはさすがです。音響の調子が悪かったのが唯一悔やまれるところ。

前半戦終了。

ここまでが前半戦。近藤さん・関根さんからいただいたフィードバックを受けて、再提案（ブラッシュアップ）の準備を進めていきます。※再提案をした内容が最終的な点数となるので僅か3時間ですが皆さん必死に試行錯誤します。

その前に中野サンプラザさまからご提供頂きましたお弁当で腹ごしらえをします。美味しかった！

ブラッシュアップタイム

ブラッシュアップタイム中は近藤さん・関根さんが各チームの良かった点・詰めが甘い点・ブレイクスルーするためのヒントなどをアドバイスして回ります。

関根さんのアドバイスにも熱が入ります！

関西チームの議論も熱を帯びています。

各チーム真剣な表情です。絶対に勝ちたいという気持ちが伝わってきますね。

宮原チームは穏やかな雰囲気です。

ん！？

当日参加できなかった宮川さんもしっかりとパネルで参加。（武藤さんがパネルを演壇に持っていくのを忘れたことは内緒にしておきます。）

長いようであっという間だったブラッシュアップタイムもここで終了。運命の最終提案に入ります！

最終提案

最終提案はブラッシュアップした2案分を一気に発表します。各チーム短時間ながらも悩みに悩んだ末に絞り出した結論を発表。非常に濃い3時間になったと思います。また最後ならではの提案への熱の入り方も非常に見応えがありました！

提案する側も必死なら、採点する側も必死です。社員がもがき続けて出した案に、メイションの将来を考えてどのような採点を行うのか。この日一番大変だったのは間違いなく審査員のおふたりでしょう。

そして前半戦首位で折返した金井チームの提案が終了し、全ての提案の採点が終わりました。

結果発表！

優勝はみごと13点を獲得した山田チーム！

メイションのベンチャー精神を促進させ、新規事業を生み出しやすくさせる「dejima制度」。また前半戦不発だった「メイションポイント2」もしっかりとブラッシュアップタイムで立て直しての優勝でした。

山田さん曰く、近藤さんに「ぶっちぎったね」とコソッと言われたことが一番嬉しかったそうです。

惜しくも優勝を逃したチームも非常に素晴らしい提案ばかりで、今後の制度として施行されていくのが楽しみです。

また多くの参加者が「正直悔しい」「自分の実力不足を痛感した」「会社としての課題を再認識できた」「仲間と1ヶ月半の長い期間議論できて絆が深まった」「経営者のレベルの高さを感じた」などのコメントをしていました。もちろん良い提案をして、社員の力で会社を良くしていくのが最大の目的ですが、運営として意図していたことをそのまま参加メンバーが感じ取ってくれたことも大きな収穫であったと思います。その力がもっと組織を強くしてくれると信じています。

最後に・・

第1回 TED×MATIONは終了しましたが、ここからが本当のSTARTです。提案したものが本当に会社を良くするしていくことが最も重要。それには全社員のみなさんのご協力が必要です。これからテデックスメイションから生まれた様々な制度や事業が発表されていくと思います。その際に全社員のみなさんがしっかりと意図を汲み取り、活用して、会社を良くしていくことが今回の会議の本当のゴールです。

メイションは「全員経営」。全社一丸となって各施策推進していきましょう！

guro