「欲しいものはつくる」ロングスパン:小さい農園のはじまり(P.S.生木の木削りの最近)
11年前に、自然農を教わりに奈良の川口由一さんのところで短い合宿に参加させていただいて以来、住まいの近くに畑を借りたいと探しましたが、自転車で行ける場所の市民農園はどこも倍率7倍とかの厳しさで、ずっとあきらめていました。
それが今年、ひょいっと借りられてしまいました。ぜったい無理と思っていたことが、急に実現してびっくり。。
こう長いこと待って、そのあいだに木削りも始めて、今に至り、この急展開に最初は緊張して身が打ち震えましたが、なんだかやっぱりご縁だし、と思い切って始めてみることにしました。
新月の日に畝立てをして、それから少しずつ種まきを開始したけど、海岸に近いせいか乾きがちな砂地で、これはどうなることやら。。種が発芽するのかなあ。。
畝を立てなくてもいいくらいに乾燥気味なことを畝立て作業をして気づいた。。けど、やっぱり立ててみた。教科書どうり、南北方向に畝を立てようと思ったら北が敷地に対して斜めだったので、斜めに通路を切った。真ん中に丸い作業場を設けたかったから、そうしたら、数字の9の字の通路になった。
けっきょくすごく変態な畝になってしまい💦、近隣の区画の人に変な人だと思われないようにしないとと焦ったけど、会う人みんなおやさしくていい人ばかりで助かりました。
習った通り刈り草を畝の表面に敷きたいけどそもそも草がない。あったとして、敷いたとしても、たぶん風で飛んでお隣の迷惑になりそう💦頭を悩ませて、コーヒーの麻袋を敷こうかなと思いつきました。土が剥き出しよりはいいだろう。。麻袋は家にあった分だけ通路に敷いて、あとはこれからです。
おうちで昨日は苗づくり。お料理教室?な気分になった。
△茎立ちブロッコリーの種は、青のアラザンそっくり(製菓用のトッピングね)!
△ナスタチウムの種を一つずつ植え付けたときはプチデザートをパーティー用に仕込んでる気分だった。
みんな元気に育ってくれますようにと願うけど、なにしろ初めてのことだしうまくいかなくてもびっくりしないように、と思っています。今年はこの新しい一角の土地とお知り合いになることを主目的に。。。
でも野菜作りに経験ある友人知人が、「砂地ならトマトはいける」「トマトやブロッコリーは塩害に強い」など情報をくれて、希望がちょっと膨らんでいます😊それに全然知らなかった、塩を使う農法についても教わって、興味津々です。
トマトに、「海水原液を3段目の着果後に30 坪当たり1,000リットルを土壌施用。その後、生育を見なが ら同量を施用。病気に強くなる」とか、気になります!
P.S. 木削りの最近。。
ぐり と グリーンウッドワークとして木削りをもっとやっていくーはずが、「欲しいものはつくる」シリーズになってあっという間にときは過ぎ。。💦
でも木削りする時間はやっぱり特別な時間だと、再認識しつつあります。
先日、雨の日、2ヶ月ぶりに木削りしました。前に粗削りまでして乾かしといたミニお玉の仕上げ削り。二本あるうちの一本だけ。
△もとは友人宅のイロハモミジの剪定枝(曲がり材)。剪定した場所の関係でボウル部分がひしゃげた形になりました。
休まりました。木削りするときに入る寛ぎ状態はやっぱり他のことしてる時とは違うー、と。研ぎ澄まされてるけど寛いでるんです。
コロナな時期が過ぎたら、木削りの場づくりも、再開したい。。です。
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ぐり と グリーンウッドワーク:https://guritogreen.com/