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「音楽トリビア・ちょっと○○な数え歌」🎶

以前の記事に書いた「めがね専用」は、宮城県の酒造の企業秘密の日本酒。
前回、頭痛で見送りとなったお酒ですが、昨日、飲んできました。

めがね

お通し=鴨のスモークとリンゴの甘煮

最近本当に飲めなくなって、おちょこ一杯であとはお茶という無念さ。
ここは居酒屋というより小料理やさんなので、お料理がおいしく、昨日もほぼ満席。
隣の隣の隣にいた4人組、めちゃくちゃうるさい。
50代くらいの女性ふたりと男性ふたり。

ひとりの男性が、ある数え歌の話をし始めた。
「ひとつ人よりハゲがある、ふたつ~~~みっつ~~………」
10まで数えてる間、女性が「キャハハハハ!!!」と、ものすご~く甲高く大きな声で笑う。
え? それ、知ってるけどそんなにおかしい?
あ~~うるさいなぁ、と思いながらひたすら食べていたら、数分後、また同じ話が始まる。

「ひとつ人よりハゲがある、ふたつ~~~みっつ~~………」
「ギャハハハハハ!!!」

この繰り返しがなんと5回も!!
酔ってるのか? 酔ってるんですね。

内容はともかく、この声の大きさ、周波数の高さ、けたたましさに辟易。

ま、楽しくお酒が飲めるようになってよかったね、と思いつつも、騒々しさにいたたまれず、さっさと帰りました😂

▽旗ライン

さて、この男性が言っていた「ハゲの数え歌」ですが。

🔷何度も「ハゲ」と連呼しますので、一部の方にお詫びを申し上げます🙏

一つ 人よりハゲがある
二つ ふもとにハゲがある
三つ 三日月ハゲがある
四つ 横にもハゲがある
五つ いつでもハゲがある
六つ 向こうにハゲがある
七つ 斜めにハゲがある
八つ やっぱりハゲがある
九つ ここにもハゲがある
十で とうとうつるっぱげ

   ~ネットより引用・地域により歌詞の違いあり~

聞いたことがあるのではないでしょうか?
「歌」とは言いますが、いわゆる旋律があるものではなく、
わかりやすい例としては
どちらにしようかな、てんのかみさまのいうとおりラソソソソラソソラ、ラソソラソソソソソララソラ
みたいなものです。
💡ルビにご注目を!

ひと~~つひ~とよ~りハ~ゲが~ある~ソラ~~ソソ~ソソ~ソラ~ソミ~ミミ~
こんな感じです😅

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「数え歌」というのは昔からありました。

「おべんとうばこのうた」(数は数えませんがこの類です)
「いっぽんでもニンジン」は、みなさんご存じでは?

歌詞の各行の頭に、1から順に数詞を折り込んで歌う。
民謡として、古くから伝えられているものも多い。
言葉遊び的な要素もある。

近世に入ると、和歌・神事祭文より、浄瑠璃・庶民歌謡まで
幅広い分野で行われた。
      ~ウィキペディアより引用~

いろいろな数え歌があるのですが、本日は、
R18?かもしれない数え歌をご紹介します😓

数え歌ですが、いわゆる「春歌」でございます💗💚
ご存じの方もいらっしゃるのでは?
「ひとつ=ひとり娘と qwedfghjkio!"#$%!"#$%&'」というあれです。
(文字が化けたのではありません)

⚠ボリュームを最大限にしてお楽しみください😂

上の方は格式高い音源ですが
(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター
2000年度特別研究「上方座敷歌の研究」)
歌が5番で終わっているので、
ぜひ下の音源もご覧ください
下は歌詞が出てきます(10番まで)が、歌に情緒がありません😂

ヨサホイ節 数え歌