私がジャニーズに出会い髙地優吾から出てくるまで
いまさらこの歳でジャニーズにはハマらないと思っていた私の沼落ちブログです。
わたしは去年の9月にSixTONESに出会った。
それまでは学生時代アニメのオタクをして、社会人になってからは若手俳優のオタクをしていた。
その若手俳優を推し切って、というか目指す方向性に違いが出てきてソッと手を引いた。
2〜3年推し候補生を何人も渡り歩きチマチマとオタクをしていたわたしは、突然職場の同僚から朝までSixTONESの円盤を見せられた。チェンエラだった。
この子ジャニーズ好きだったんだ〜、と軽い気持ちで見ていた。
「この人がイイナァ〜京本大我様〜!」など感想を述べながら今まで触れてこなかったジャニーズという世界を漠然と知った。
そもそもオタクなので人の推しを見ることが楽しいし、冒頭の鏡を使った演出など、ジャニーズのエンタメとしての完成度の高さがまず面白かった。
そこから数日、どうしても曲が頭から離れなかった。JAPONICA STYLEだった。
今回のドームで最後の最後にJAPONICA STYLEで事件が起こるのだが、思い返すと私とJAPONICA STYLEの因縁を感じる。
曲が聴きたくなってiTunesを開き購入しようとした。無かった。ここで私はジャニーズが円盤文化であることを知った。
まずここでYouTubeを思いつかなかった自分に歳を感じた。なんならTwitterも半年ロムってから始めたが、この意味さえわからない子たちだっているんだと思う。
YouTubeを開きまず初めに出会ったのが、Imitation Rainのカラオケ回である。
これを見たことによって私の人生は激的に動き始める。
まず、ほんとうに歌が上手い。
JAPONICA STYLEが忘れられなかったのも歌が良かったから。きょも様の高音が素敵だなと思ったから。
これほんとにカラオケなのか?と思うほど上手い。
そしてうるさい。なによりも6人ともめちゃくちゃにうるさいのである。
なんでこの人たち男子高校生みたいにめちゃくちゃはしゃいで楽しそうなんだろう、と思ってしまった。楽しそうで可愛いな、と。デビューという意味も分かっていなかった私の興味の始まりである。
そこからは怒涛のYouTubeの日々。
寝る間も惜しんでひらすらYouTubeを見た。どれもゲラゲラと笑いながら見た。6人が楽しそうだから見てるこちらも楽しかった。
YOSHIKI様とのコラボの録画も見せてもらった。まだSixTONESをしってそこそこの私が歌声を聞いて泣いていた。京本大我というアイドルの命を削ったかのような歌声がたまらなく好きだった。
そしてオタクたちのまとめなどもみた。
SixTONESが自分たちの意思で集まったグループだと知った。ジャニーズって自分たちでやりたいとかアリなの??というのが率直な感想である。
何を隠そうわたしは関係性オタクである。運命に翻弄され集められるメンバーから絆が生まれていく物語ももちろんいいが、自分たちの意思で集まったメンバーだなんてもっと良い。(諸説あり)
これはどのグループにも共通なのかもしれないが、多くの苦労や困難を越えてきた彼らは強く優しく、自分たちの選んだものをしっかりと大切にしていた。
私の好きなミュージカルのセリフで、「強い人は強くならざるを得なかったから強いんだ」というのがある。哀しみを抱えれば抱えるほど人は強くなる、SixTONESは6人で強くなったんだと思った。
6人でのストーリーはもちろん、一人一人どこの組み合わせになっても多くの物語を抱えていた。割とお互いに重めの感情でびっくりした。でも、幼い頃から共にいて人生を賭けるグループのメンバーに選んだ相手に対して軽い気持ちなわけが無いのだ。
ここは話すと死ぬほど長くなるのでやめる。その時々によって自分の考えも変わる部分だと思う。
掘れば掘るほど絡み合う過去と全てを結びつける自分たちの意思で集まったという事実。
どこか他者の介入を嫌うかのような6人で完結した世界観が好きだった。信頼できるのはメンバーと、この6人でいることを肯定してくれる人たち、そんな尖りを感じた。
最初の私のお気に入りはきょもじゅりであった。アイドルってコンビに対してキャーキャー言っても良いんだ、というのが新鮮であった。こんなにも本人たちが営業してくれてるんだもんね!と喜んで手のひらの上で踊った。手をつなげはヤッターと喜び、肩を組めば尊いと叫んだ。
そんな日々を過ごし、私はSixTONESにハマっているのだと気がつく。
そして無料のYouTubeを享受し続けたので金を払いたくなる。
舞台であればブロマイドを買い漁るのだが、アイドルはどうしたらいいのだろうと考えた。まずは、CDとファンクラブである。
信頼のできるXX年来のKinKi Kidsファンである友人を焼肉へ連れ出しジャニーズについて学んだ。
その場でファンクラブとジャニーズウェブに登録した。そしてネットで買える公式写真を買った。SONYからCDも買った。
金を払うことでファンであるという証明ではないが、私は金でしか愛を示せないタイプなのでこれでファンになれたのではと嬉しかった。
わたしにSixTONESを布教してくれた友人、そして私の背中を追ってSixTONESに飛び込んできた友人と月に2〜3のペースでライブの円盤を見たり広告と写真を撮りに行ったりした。一緒に盛り上がってくれる人がいることによってより燃え盛った。
渋谷の広告を見に行った時は驚いた、列が整備されてるのである。
若手俳優のオタクをやっていた時は、こんなこと経験したことがなくジャニーズの分母の大きさを改めて知った。全人類がSixTONESのこと好きだと思わないとダメね、と喜びながら言い続けた。
わたしをSixTONESにひきこんだ京本大我様は、美しく気高く面白え男だった。
わたしは日常に刺激を与えてくれる面白い男が好きだ。
SixTONESは全員面白かった。ファンを友達だと思ってるのかと思う部分があったり、まわりのスタッフさんたちも友達みたいだったり、良質な身内ノリが一人一人の面白い部分を包み隠さずにいれて笑い合ってる感じだった。
だから全員好きだった。全員のうちわもアクスタも買った。
でも、とんでもない面白え男がいた。それが髙地優吾、現在のわたしの自担である。
京本大我様の歌声に惹かれてSixTONESに興味を持ち、6人の関係性からファンになり、箱推しの最後髙地優吾からでてきたのである。
これは自論だが、髙地優吾担は大前提として箱推しが多い。
ここから髙地優吾くんの話をするが、ここからは更に私の主観的記録となる。わたしとは違う部分から髙地優吾くんを好きになった人には理解できないところがあると思う。
私は自担に対して可愛すぎてキレているタイプの人間なので、そのような表現が好きじゃない人はこの女キモいなで済ませてここで閉じて欲しい。言葉遣いや呼び方は、ANNの田中くらいのノリで流してほしい。
髙地優吾、この男毎日ブログを更新する。
メンバーだとジェシーも毎日更新するし、最近は樹も毎日更新する。でも今回は髙地優吾の話をさせて欲しい。
笑顔担当、髙地優吾に対して最初に抱いたのは毎日ブログ更新する人それだけだった。
ただ、髙地優吾のブログは、めちゃくちゃに面白かった。
あざとい顔文字に句読点の連打、
一昔前のやんちゃボーイそのままであった。
世代がドンピシャであるため、それだけでもめちゃくちゃにツボだった。
そしてめちゃくちゃにファンに甘えるタイプである。
気分が乗らない日はもうやだぁ…と書くし、天気のいい日は渾身の顔文字で喜ぶ。
これはアイドルが、というか芸能人がファンに見せるブログなのか?と思うほど情緒が激しくて最高であった。
忘れもしない一文がある。
今何してる?の回答に
教えねーよ。ばーか♡
と答えていた。
私は部屋で大声を出し、踊り出してしまいそうだった。今思えばこのブログが髙地優吾への第一歩だったのかも知れない。あざとい。可愛すぎるのだ。己の可愛さを自覚してなければ出てこないワードである。
イヤイヤ期のブログも最高であった。
調べると昨年度もあったらしいと知ってより喜びが増した。もちろん本当に精神面で辛いことがあるなら心配するが、ファンが見るブログに顔文字入りで書けるほどの気の落ち込みなら大丈夫だろうと彼のプロ意識を信頼しての楽しみ方である。
こうやって1人の人間としてみんなと変わらない部分を曝け出してくれることで、より身近に感じてオンナたちはより優吾を好きになるのである。あざとくて可愛くてもうどうしようもないのだ。
そしてこの男、匂わせやマウントもすごいのである。もちろんオンナの話ではない、メンバーに対してである。意味がわからない。
SixTONESはファンから見ても仲の良いグループだし、率直に好意を伝え合うことでイメージを損ねることも何もない。でも遠回しに匂わすのである。主にジェシーが多かった。
このうざいオンナムーブもわたしを虜にした。ほんとにうざ可愛い。
犬派猫派ジェシー派?の解答など私が知るこの短い期間のみでも数々の伝説があった。クリスマスソングのくだりでは、ジェシー担の友人が謎の感情をどうすることもできず静かにキレていた。有料のブログなので内容に深く踏み込めないのが悲しい。が、全人類に見て欲しい。175cmの趣味がバイクの29歳成人男性が書くブログとは思えない可愛さなのだ。
そこで私は一つの仮説に辿り着く、この男は自分のこと姫ポジだと思っているのか、と。
SixTONESの姫といえば京本大我様である、姫というより女帝であるのだが。ちなみに松村北斗も姫、田中樹は赤ちゃんである。(諸説あり)
髙地優吾のアイドル性として、幼い頃から仕事を続けている精神面や、歌やダンスへの努力の姿勢、毎日ファンのことを考える時間としてのブログ、どれも素晴らしいと思う。自分の中の大切なことを取捨選択できる男らしさも好きだ。彼には人として尊敬できる面がたくさんある。
でもブログでは甘えたな姫なのだ。みんなおれのお話きいて♡状態なのである。可愛い、たまらなく可愛い。
この甘えの部分こそ、周りの人間が彼を構ってしまう要因なのだろう。ファンがそれを知れる部分がブログなのだと思う。ライブや雑誌、YouTubeでも垣間見れる部分はたくさんあるが、髙地優吾1人との対話であるブログがやはり最強なのである。
尊敬できる面と甘えてくれる面、それをとんでもないバランスで持ちながら彼は全人類に対してフラットだ。YOSHIKI様にだって豆がまける。
そのフラットさが彼に選ばれたいと思わせるし、話しやすいを越えて話したくなる人なのだと思う。
そこにいるだけでいい人ってすごい言葉だよなと思うけど、きっとその通りなのだろう。
ジェシーが自分の思いを最初に打ち明けられた相手であり、京本大我が辞めたいとこぼした相手であり、松村北斗に一生一緒と言わせた相手であり、森本慎太郎が背中を追いかけた相手であり、田中樹が毎週髙地がいいと伝えた相手。
あーーーぁ、SixTONESって最高だなーー!!!!!全く完結してないが要するに伝えたいことは髙地優吾は可愛くて、SixTONESは最高だなってこと。これからもどんどん更新される感情なので、いまはこれが全てである。
年齢も時期もなにもかも関係なく、ジャニーズってハマるとすごく楽しかった。
ジャニーズって共演するとチケットとれないし、事務所だけで優遇されててちょっと…って思っていた昔の私に伝えたい。
あんなに小さい頃から、多くのことを我慢して芸を磨いてきた人たちだから多くのファンがいるし、多くの経験をしてきている。その経験と信頼を一言で表したものがジャニーズという言葉だった。
まだまだ私はSixTONESのファンであって、他のグループを知らないのでジャニーズのファンというわけではないと思っている。でも、SixTONESが間違いなくジャニーズ事務所のスーパーアイドルで、彼らがジャニーズ事務所を愛してるから、ジャニーズが好きですと胸を張って言っていきたい。
そんな私は幸運にもSixTONESドーム公演へ行くことができた。
素晴らしい思い出で、公演についても記念に記録に残したいと思う。
承認欲求は人並みだが壁打ちスカッシュは大好きなのだ。誰が見なくてもいいからスカッシュはしたい。
ちなみに終わった後の私は髙地優吾のことをずっと優吾様と呼んでいた、完全にメロメロである。
ここからまた2〜3年経ったらこの時の自分とは好きな所も変わってるところもたくさん出てくるだろうからそれも楽しみである。
最後に、京セラ初日後に上がったお弁当失踪事件のブログが、私の好きな髙地優吾すべてがつまっていて帰りの新幹線で泣いた。
まぁまず、自分のことこちゆごって呼ぶところからやばいよね。
日々笑顔。