無能でも何とか「まだマシ」になる方法
仕事で成果を出すことは難しい
皆さん、お疲れ様です。
僕はいま新社会人として某金融企業に就職し、いまは配属先の支店でOJTをやっています。
どの仕事でもそうだとは思いますが、目指すべき成果(KPI)というものが僕の職場にも設定されています。
僕の場合は金融系の企業なので、お客さまに金融商品を買っていただくこと、例えば証券口座を開設していただくことや、月額サービスに登録していただいた数が成果としてKPIに記録されています。
そのため、ちょっとしたお悩み相談に来たお客さまや別の要件で来たお客さまに対して
「こういうサービスがあって、こういうメリットがお客さまにはありまして…」
といった営業力がKPIを出すためには重要な能力になります。
ですが、大学生活であまりコミュニケーションをとってこなかった僕がそんな能力ある訳もなく。
いつもたどたどしく説明してしまい、お客さまの信頼を得ることができませんでした。
「まあ新人だし、しょうがないか。」
という気持ちもあるにはありましたが、そう遠くない未来にその看板はなくなります。
そのため、自分がまだ許されるうちに力をつけるやり方を習得しなければと思いました。
今日まとめるのはその仮説になります。
わからなければとりあえず「マネをする」
僕が取り組んでいることとして今あるのが
「結果を出している人のマネをしてみる」
ということです。
それぞれのお店の営業成績を見ると気づくのですが、どのお店にも毎回個人の目標を大幅に超えて支店全体の数字を引っ張る「エース社員」が存在することに気づきました。
つまり、毎回結果を出している人とと結果を出していない人が存在し、そのメンバーはだいたい固定されています。
そこで、このまえ特にお客様の対応がなく暇なときに僕の支店の「エース社員」の方が接客をされていたので見学しに行ったところたくさんの学びがありました。
お客さまのニーズをさりげない会話から探ろうとするところ
共感性を与えるような優しい話し方、言葉の選び方
自然なサービスへのご紹介など
おそらくその人なりの最適解を聞くことができ、自分とこれほどまでに違うのかと思い知らされました。
そのなかで、その方が使われていたワードセンスやご案内の手順をまるパクリしてご案内してみたところ、実際に成約することが何件かできました。
普通の人であれば自分の言葉で営業ができるのかもしれませんが、それがあまりにも乏しかった僕は
「とりあえずマネをしてみる」
ということが最もいい方法なのかもしれません。
マネをしてみると気づくこと
マネをすることによって成果を出しやすくなったのは1つのメリットですが、もう1つ気づいたことがありました。
それは
「マネをしようとしてみることで、自分ができないことや努力すべきことが明確になる」ことです。
マネをしてみるとわかるのですが、全てを完璧にマネすることはできませんん。
それは話し方であったり、知識量であったり、さまざまあるのですが。
そこがそのエース社員と自分の差として浮き彫りになります。
そこの違いの部分を自分で克服できるようになればさらに高い精度でマネができるようになり、より成果に繋がりやすいと考えます。
終わりに
社会人になると、誰もわかりやすく教えてくれることはないんだなあと思いました。
昔は先生が
「勉強しなさい」
って言ってくれたけど。
これからは自分で知識を掴みにいかなければいけないんだな、と少し怖くなりました。
読んでくださりありがとうございました。