地平線に向かって突っ走れ! (ブラッド ブラザーズ)
私がまだゲームセンターで何物にも成れていなかった頃でしょうか。何やねんそれは
根無し草の様に自分が遊ぶことの出来るゲームを探す日々の中で一時の憩いの場になってくれたゲームの一つが1990年にテクモから発売(開発はTAD Corporation)されたこのブラッド ブラザーズ(Blood Bros.)です。
ジャンルを言えばアクションシューティングというと枠に入ると思います。
内容を言語化するならサードパーソン(TPS、三人称視点)で自キャラを操作する立体的なインベーダーゲームとでもいうのでしょうか。
ネオジオ大好きっ子なら同じ1990年に発売されたローンチタイトルであるNAM-1975を西部劇スタイルにしてバカゲー要素を混ぜ込んだ様なゲームといえば伝わるかも知れません(;´Д`) セマイ ハナシデ ゴメンヨ
ゲーム性はNAM-1975と似つつも、明らかに別物だなと感じるのは作品全体に流れる緩い空気やステージ毎のギミックもですがやはりクリア後の突き抜けた演出ですね。
突然主人公達が画面中央に集まったかと思うとコミカルな音楽と共に地平線の向こうへ凄いスピードで走り去っていくのですよ・・・まさに昭和のギャグアニメの勢いで(笑)
他にも通りすがりの貴婦人を撃つとミスになるどころかスカートをたくし上げながらアイテムをばら撒いたりと(゚∀゚)
ギャグ要素は一先ずおいても建物を破壊できる爽快感や敵味方の弾を遮断する転がっていく樽などステージ自体に面白要素が満載で日本ではマイナーゲームな扱い?でも海外では大受けしたとか。
実際に遊んでみると見た目派手なんだけど目立たないところで丁寧に作られている良作なんです。
ローリングでの緊急回避や敵弾の撃ち消し、起死回生のダイナマイトのリソース管理と単純に弾を撃つだけではない戦略性を爽快感を崩さずに盛り込んでいるのですよね。
世界観も大切にしていて西部劇あるあるの空き缶に弾を当てて打ち上げるギミック(アイテムやスコアが出る)なんかも。このギミックはゲーム性にも深く関わっていて欲張ると足元がお留守になってやられたりという(゚д゚)
ちなみに世界観を大切にしていると書きましたが、西部開拓時代の時代考証に拘っているというわけでは無いのでその点はご注意ください(笑)
複葉機に飛行船や謎のファンタジー生物も出てくるぞ!
ブラッド ブラザーズ、最近好きなゲームの復刻祭が凄いNintendo Switch辺りに来ませんかね・・・私の場合これ以上食費を削るのは命を削るのと同義なので流石にきついので覚悟を積み増しする為にも自分にとってクリティカルなタイトルが複数本は欲しいんですよね。
あれ?欲しいタイトルが増える程食費がより削られるぞ(゚д゚) デキラァ!
<次のお話>
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<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)
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