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とある対戦ゲーマーの独り言 「TWIN-STICK PCのあれこれ」


当記事は当面の間、頻繁に修正が入る可能性があります。


製品名:TWIN-STICK PC
             ツインスティック ピーシー
発売日:1997/06/13
(PC版と同時発売予定との記述から)
型番:HCP-0001
価格:6,400円
対応機種:Windows95搭載PC
対応ソフト:電脳戦機バーチャロン
                     (M.S.B.S.Ver.3.3w - OMG)

接続形態:ゲームポート(D-SUB15pin)
ケーブル長:約2.0m
重量:約1.69kg(実測値)

レバー軸同士の間隔:約16cm

Windows95用に発売された電脳戦機バーチャロンの単体販売に合わせて登場したPC用のツインスティックです。

現在はタニタツインスティックがUSB接続経由でPCに接続できますが、それまでは変換器等なしにPCに繋がる唯一のバーチャロン用ツインスティックだったと思います。後述するゲームポートでしたから、時を経る毎に何だかんだ難易度は高くなったと思いますけど(;´Д`)

XBOX360、接続端子がUSBでした(;´Д`)
時間がある時に再確認します
(EXがそのまま繋がるとの事です!)

サターン用の1Pカラー(青)
に対してPC用は2Pカラー(赤)


定価は6,400円でサターン(以後SS)用より少し高価でした。

製品パッケージより切り抜き

当時の実売価格は曖昧な記憶頼りなので過去データの発掘か情報を頂くまで記載はしませんが、強いて言うならゲームコントローラーとしてならSS用に近い価格帯でPC用周辺機器として売られると値段が高めになっていた印象です。

家庭用ゲームの周辺機器コーナーでSS用に混じっているのに値段が微妙に高い時は某赤い大佐的なプレミアムモデルと判断されたのでは?というどうでもいい(笑)記憶もあります。

当時の遭遇確率はSS用20台につき1台という頻度でしょうか。

地域と時代が変われば状況も違いますのであくまで私個人の曖昧な記憶のお話です。

接続は単独という仕様も記載されています

セガ自体がつけたのかは定かではありませんが、当初はセガPCツインスティック(仮称)という名称で「1997/01/13」にPC Watchで紹介されており、その時点での発売日は「1997/03~04予定」となっていました。(セガ自体のソースページは消滅)

実際の発売日は確認できなかったのですが、当初からソフト単独販売時の同時発売を謳っていたので一先ず1997/06/13ではないかと推測しています。(一応PC Watchの履歴ページにも6/13がソフト発売日として記載されていました)

計測して頂いた秤では
ほぼほぼ1.69kgを指している
誤差レベルでSS用より少し重い模様

僅かな差は恐らくゴツいゲームポート端子分の差異でしょうか?

そして多くの方には馴染みのないそのゲームポート。一先ずは便利なUSB規格が出てくる前のコントローラーを接続する端子と認識して頂ければ大丈夫です。


ケーブルは約2.03mの長さ
(計測時の状況によります)
ゲームポート端子のガッツリ感


サターン用のグレーケーブルに対してこちらはブラックケーブルです。サターン用にブラックケーブルはたぶんなかったとは思うので、見分ける際の判断材料になります。とはいえ一番確実なのはスタートボタンの有無と接続端子の形状確認です。


SS用では黄色いスタートボタンの
ある位置が塞がれTWIN-STICK PC
のロゴが記載されている


スタートボタンがない理由はWindows95の制限・・・というよりは通常4ボタンのゲームポートの仕様だったとは思いますが曖昧な記憶です。
現状必要とされないだろう点と、優先すべき記事修正の項目が多数あるのでこの辺りは手隙になってから情報を集めたいと思います。


PC用の裏蓋を開けた状態


構造的にケーブルとスタートボタン部分の省略以外はほぼほぼ同じ作りだったと思います。

レバー基部もサターン用そのままですので破損後の修理が困難である点も引き継いでいます。

基部を取り外すには天板パネルのネジが隠れた部分を剥がなければいけない点は少し悲しいところです(TдT)

実際に写真を撮ろうとカバー部を外したレバー基部だけのSS用が山程あった筈なのに腐海の浅層で見かけない・・・当時は「バーチャロンに熱中して壊れる→安いから買い替え」のサイクルが多かったので殆どニコイチ用にあげてしまったのか、引っ越しのドサクサで消滅したのかも知れません(;´Д`) ユックリ サガシテミマス

接続に関してはPC側のゲームポートに差し込みます。端子部の左右の穴は通常であれば固定用のネジが付いている箇所です。

全体的な比率はわかりませんが、固定用ネジが無いのは熱中してコントローラー毎引っ張ることでPCが大惨事wになるのを防ぐ為でしたっけ?
(PC背面に接続のケースは余長も減ってはいましたから)

ツインスティック側の接続端子(オス)

 ↑ツインスティック側のオス側端子を
 ↓PC側のメス側端子に接続する

参考資料:接続先端子(メス)
端子部の左右にネジ受け穴がある

コントローラーをゲームポートに繋ぐユーザーはかなり減ったとは思いますし、若い方はピンとこない話だとは思います。興味のある方は似た構造のディスプレイを繋ぐVGA端子の感触で想像して頂ければ良いのかなぁと。


参考用VGA端子(オス)
固定用ネジもありますね



[関連したおまけ]

何れPC版ソフトのあれこれも纏めたいと思ってます。


1997年発売のMMX対応版
1997年発売のPOWER VR版
2000年発売の廉価版

PCのバーチャロンは赤(2P)テムジンがイメージキャラクターだった感じです(゚∀゚) コレハ ワカリヤスイ

多くの環境で遊べる様にキーボードでの
操作も考慮されています・・・え?


狭い机で肩を並べて仲良く・・・


腐海を漁る際に出てきた
X68000のモニターケーブル端子
形状がね・・・うん



サターン用の投稿の際に合わせてこちらも(亀の歩みですが)Windows95 PCとの兼ね合いの話を含めてアップデート出来たらいいなと思っています。

ばるまに様、藍藤様、画像の提供を有難う御座いました。m(_ _)m



<各ツインスティックの一覧用ページ>

<次のお話>

<前のお話>

<とある対戦ゲーマーの独り言>
対戦ゲームに絞った内容でモブ対戦プレイヤーがあれこれと妄想しております(゚∀゚)


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