30年以上遡った先の夢の仮想空間 (富士通ハビタット)
パソコン通信の記事を書こうとしては頓挫し、かといって他の記事が進んでいるかと思えば全くそうではなく、そもそも1年間毎日投稿を終えて今頃は充電期間の筈がうっかり(笑)でゴールはまだ1ヶ月先の上に日常生活が崖っぷちな中で古傷が開き出来損ないのロボコップの様な動きしか出来ないまま力尽きて床で寝る追い討ち多段ヒットな現在皆様如何お過ごしでしょうか?(早口長文近況解説)
そんな自業自得に追い込まれた状況下でストック箱から本日蘇生した記事がこちらでございます。
「FM TOWNSのコミュニケーションサービス 富士通ハビタット(Habitat)について」です(゚∀゚)ノシ
FM TOWNSとはなんぞや?
パソコン通信とはなんぞや?
富士通ハビタットとはなんぞや?
とインターネット老人会以後の世代の方はハテナマークが頭に浮かぶ字面なのだと思います。
先ずFM TOWNSなんですが雑多なパソコンがまだ覇権争いをしていた時代の後期・・・1989年(平成元年)に今だとFMVやらを販売している富士通が世に送り出した32ビットパソコンです。
当時のパソコンは高級機だとン十万円もした時代でこのFM TOWNSもフルセットだと30〜40万円はしたのではないでしょうか?
次のパソコン通信に関してはポイント・ツー・ポイントの通信サービスと言うか、今のように複数のコンピューターが繋がって形成されるインターネット網とは違い、特定の場所のホストコンピューターへ「ピポパポパポッ」と電話回線経由で繋ぐ小さなネットワーク的なものを指します。
要は電話回線の数だけ相手先のホストコンピューターに繋がってサービスが受けられる従量課金制の縮小版インターネットとでも思って頂ければと。この辺は後々記事を書こうと思うので良ければまた見てくださいね。
そして今回の本題である富士通ハビタットは・・・今で例えるならVRCHATなのではないでしょうか?
アバター(自分の分身)を作成して仮想世界(バーチャルエリア)を楽しむ。字面は同じでも正直出来ることには雲泥の差があるとは思いますが、当時遊んだり世界を遠目から眺めていた人達の期待や興奮だけは現代のVRCHATに熱い視線を注ぐ人々と遜色ない熱量があったのではないかと。
当時の高性能機種と最新の通信サービス・・・といっても出来ることは現代からみればかわいいものであり、人によっては「何も出来ないじゃん!」と思うかも知れません。
でもそれは違うのですよ。単純に現代の環境が進化しすぎただけなんです(;´Д`) サイキンノ AI マワリモソウ
とはいえ人間がやることといえば案外狭いものでVRCHATも自分の分身を着飾って周囲とコミュニケーションをとる・・・あれ、ハビタットからあんまり進化してない?
これも恐らく逆でハビタット(含めて当時挑戦したサービス)が早すぎたのかも知れませんね。なんというか夢はいっぱいだけど足腰(マシンパワーや回線品質)が追いついてないみたいな(笑)
それでもハビタットは人と人を繋ぎ、残念ながら繋がれなかった私の様な人間にも夢を見せてくれたのです・・・たぶん妄想だけで楽しんでいた私のハビタットの方がたぶん凄いバーチャル世界だった筈(笑)
さて、ハビタットのことを語りつつも内容がすっごく薄いのは当時学ラン小僧だった私が実際にハビタットを遊べなかったこととネタを発掘する余力がない為ですね。
予定では用意したネタを下に語ろうと思ってたのですけど、間に合わずで。
なので大工として家を建てに来たけど現場に柱しかない感じというか・・・テレビでよくADが「尺を稼いで!」みたいなカンペで出演者を困惑させてますが、まんまあの状態ですね(笑)
まぁ今回は毎度お馴染み導入部的な扱いとして、また何処かでハビタットの続きか当時の通信サービスの話をやりたいと思います。
<前のお話>
<闇鍋たーのしー>
他のマガジンに放り込む場所がない記事のごった煮です(゚∀゚)