ヒーローとは名前ではなく行動で示すもの (ヒーロー)
同じビルに住んでいた兄貴分がセガ・マークIIIを持っていました。
過去記事に出てくる少し年上のお子様ですね。同じマンションに住んでいて仲も良いのでちょくちょくセガのゲームを楽しませて貰いました。
そんなセガゲーの中でとても印象に残っている作品がヒーロー(H.E.R.O.)です。
主人公のロドリック・ヒーローが特殊装備を駆使してレオーネ火山に閉じ込められた鉱夫達の救出に向かいます。
ロケットパックで空を飛び、マイクロレーザーで害獣を蹴散らし、ダイナマイトで壁を吹き飛ばす。
こう書くとパッケージのイラストのような爽快感溢れるゲームの様に感じます。
でも実際は・・・これ、昔流行った電撃イライラ棒みたいなゲームなんですよ(゚д゚)
ドット単位というか、シビアな操作を要求される割に操作性はいまいち良くなかったりします。なので接触接触接触であっという間に残機が溶けてゲームオーバーなんてざらです。
んー空を飛べるスペランカー?
特にSG-1000のスティックコントローラーだとかなり厳しかったのでは?(TдT)
後年私が手に入れたのもセガ・マークIIIだったのでスティックコントローラーではなかったのですが・・・もし玩具屋さんの試遊機で体験していたならストレスで嫌でも覚えている気がします(笑)
そう言えばヒーローのどの辺がツボに入ったのだろうと今更ながら考えてみたのですが、恐らく救出対象の鉱夫達のちょっとした動きがお子様の心に刺さったのではないかなと。
この「助けに来てくれて有難う!」というか「来てくれると信じてたよ(゚∀゚)」みたいな静かなやり取りが「ヒーロー」への信頼を表している様で当時も今も栄養摂取が捗ったのだと思います。
ここでタイトル回収ですが、名前がヒーローだからヒーロー(英雄)ではなく彼の行動そのものがヒーロー(英雄)なんですよ!
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)