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親父、ここのみんなに酒だ! へい、有り金全部よこしな!! (大航海時代)
光栄というゲーム会社があります。
正式には「株式会社コーエー」・・・から更にクラスチェンジして「コーエーテクモゲームス」が現在の姿ですね。
まぁこの記事では昔の姿であるコーエーとして触れていきたいと思います。
歴史ゲームといえば?
KOEI!!
という感じで特定世代にとっては条件反射で名を挙げそうな程に歴史が絡むゲームを作ってきた会社です。一番の有名どころですと「信長の野望」でしょうか。
<昨今、知る人ぞ知る作品になりつつある>
KOEIってどんな会社?と尋ねると実直で由緒ある質実剛健なイメージが返ってくることが多かった気がします。少し悪い意味に受け取ると保守的だったりお固い雰囲気だったりと。
でもその沿革を調べてみると元はゲームと全く関係のない問屋業だったりソフトも歴史ゲーム一本槍ではなくビジネスにアダルト、格闘ゲームや他社移植等幅広いジャンルに触れており、イメージ以上に新しい分野へ挑戦しています。乙女ゲームの開拓者でもありますね。
そんなKOEIが1990年に発売したゲームが大航海時代です。ジャンルはリコエイションゲームです・・・なんだそれって方も多いでしょうね(;´Д`) ナツカシス
その辺は後のネタにしつ雑に説明すると実際の大航海時代を舞台にして大海原に繰り出すゲームです。
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その大航海時代で印象深いシーンが酒場での情報集めのシーンですね。酒を注文すると酔っぱらいが話しかけてくる・・・イコール情報が聞けるという「情報を集める」という無味乾燥なコマンドをしっかりと海の男たちの世界に溶け込ませた表現にしています。
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(自分しか客がいない時なら?)
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この酒場でのやり取りは当時テーブルトークRPG(TRPG)を遊んでいた仲間内で人気があり、実際のプレイでもよく真似をしていました。
そして毎度行われるテンプレやり取りにも変化が生まれ、店に凄い人数がいて借金するところから冒険が始まったりしたことも(笑) 寂れた酒場に100人ってイナバ物置かよ!
プレイヤーもプレイヤーで事前に人数を確認したり、大酒飲みの可能性から客の素性を洗い出したりとなんだか本来の目的から逸脱したマスター vs プレイヤーの心理戦にまで脱線していました(;´Д`) バカジャナイノ
まぁ脱線といえば本記事もまぁ昔話に脱線しているわけですが、それだけ目立たないながらも世界観に没入させる逸品なやり取りだったわけですよ。
そして「酒場」の曲がとても雰囲気を出していましたね。それだけに元々は音無しの推し曲案内で取り上げるつもりだったのですが、曲以外の項目が割合的に大きくなったので曲紹介は後の楽しみに今回は大航海時代全体を扱う形で記事をまとめなおしました。
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(悪意のあるアテレコ)
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(悪意のあるアry)
さて、記事前半で述べたリコエイションゲームについてですが、当時の資料を探す余力が無いのでネットの海に精神を浸したところ「シミュレーション(SLG)とロールプレイング(RPG)を融合したゲームを表すKOEI独自の造語」的なことが書かれておりました。
ざっくりな説明ですが、当時の雑誌にその辺の詳しい話が載っていたと思うので発掘できたらまた触れましょうかね。先送り万歳!
まぁ実際俯瞰的な視点と行動、そして成長要素はたしかに両者の要素を併せ持っておりゲームに深みを与えています。
勇者的なお話だと成長し仲間を募って魔王城に繋がるダンジョンへ挑む的な流れがありますが、大航海時代も困難な航路を乗り越えるために同じ様に力を蓄えていきます。その中に貿易や国家との関係性を通じた世界とのやり取りがあるわけです。
その辺の話は曲紹介も含めてまた何処かで触れていきましょうかね。先送りおかわり!
そういえばKOEIって能力値99の黒幕女軍師がいらっしゃるとか? 殿に献策としてぱぁそなるこんぴゅぅたぁを献上したり、米相場で軍資金を稼いできたりと。お名前はたしかあんじぇりぃくさんだっけ?(゚∀゚) ニヤニヤ
毎度お馴染み導入部だけ書いて後は放置な記事構成ですが、新年を無事に迎えられたらまた他の放置記事と同様に手間をかけつつ蘇生していきたいと思っています( ˘ω˘)
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)