磁場を支配しろ!『KLUSTER』
こんにちは
暑いですね
焼失しそうです
みなさんは大丈夫ですか?
私はもうだめです
そんな時は涼しい部屋でゆっくりするに限りますよね?
ダメです
ゆっくりなんてさせません
最高にアツいボードゲームを見つけました
今回はそれを紹介します
超簡単なボードゲームの話
今回ご紹介するのはこれです
![](https://assets.st-note.com/img/1660783482306-sA3mZjAhXi.jpg?width=1200)
KLUSTER(クラスター)です!
内容物はこんなかんじ
![](https://assets.st-note.com/img/1660783591421-FblOXcR2JQ.jpg?width=1200)
とってもシンプル
注意書き
紐
袋
磁石×24個
はい
とてもシンプルです
遊び方の話
遊び方もシンプルです
![](https://assets.st-note.com/img/1660783800011-oZPSzfzhEm.jpg?width=1200)
紐の中に石を置いていく
これだけです
順番に石を置いてゆき、手持ちの石を最初に置ききった人が勝ち
置く段階でくっついてしまったらそのまま回収する
こんなゲームなわけです
が、
意外と奥が深い!
シンプルながら、意外と戦略性に富んでいます
どこに置くか?どう置くか?どこに置かせるか?
油断をすればあっという間に負けてしまいます
磁力に翻弄される人間がおもしろい
このゲームで使われる石、磁力が強い!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/84958794/picture_pc_7c0eb638dbf952cd2caaa538ffbfaca8.gif)
そう。めちゃくちゃ強いんです
強すぎて、12か国語で書かれた注意書きが同梱されるほど
そのため、機械類や磁力に弱いものを決して近づけてはいけません
冗談とかではなくマジで
フリではありません
ご購入の際は注意事項等をよく読んでから購入するようにしましょう
話を戻します
このように、非常に強い磁力によって、思いもよらない戦略を立てたり、翻弄されていくのがこのゲームの醍醐味です
KLUSTERあるあるのコーナー
ここでKLUSTERあるあるのコーナーです
屈指の「KLUSTERER(クラスタラー)」の皆さんなら共感できるのではないでしょうか
それでは行ってみましょう
1.未プレイの人との温度感が桁違い
まずはこれです
KLUSTERというゲームは、やった人から沼に沈むゲームです
未プレイとプレイ済みではガムの包み紙と聖書くらいの違いがあります
試合観戦にもそれは如実に表れます
最初は「おはじき?」「面白くなさそう」「賽の河原」など、さんざん言われてしまいます
ですが、一度でもプレイすれば「神ゲー」「これはスポーツ」「三途の川でもやろう」など、称賛の声が飛び交うことになるでしょう
一度やると、意外と見てる側も白熱するゲームです
2.「磁場」を明確に感じる瞬間がある
KLUSTERでは、このような盤面がたびたび訪れます
![](https://assets.st-note.com/img/1660785240629-6lPAyadXHK.jpg?width=1200)
このような盤面の場合、真ん中に置ければプレッシャーにもなり、一石二鳥です
ですが
![](https://assets.st-note.com/img/1660785282532-AtsodgLs5R.jpg?width=1200)
置けないっ・・・・・・!
置けるわけないっ・・・・・・!
盤面がっ・・・動くっ・・・!
はじかれてるっ・・・・・・!
引き寄せられ、離れていき、なんだか石の抵抗すら感じる
KLUSTERERは「磁場」を感じ取れるようになります
3.安全地帯が見えるようになる
磁場を感じ取れるようになると、何となく、磁場の干渉しない場所を見つけ出せるようになります
![](https://assets.st-note.com/img/1660785490990-Go9cnGpDyD.jpg?width=1200)
こういう盤面、もちろん、最も安全なのは紐のそばです
ですが、それでは勝てません
攻めねば
ですが、攻めすぎれば負けてしまう
さあ、あなたならどこへ置きますか?
4.なんだかんだはしゃいじゃう
KLUSTERの醍醐味は、なんといっても
手駒がくっつく瞬間です
それが自分のであれ、相手のであれ、くっつけば最高に楽しい
独創的な置き方を目撃した時も、思わず歓声が上がります
一瞬たりとも目が離せません
5.置き方に「怖い」と思う瞬間がある
KLUSTERは、比較的リズムの良いゲームです
序盤はポンポンおいていきますが、終盤は石もたまり、そうもいきません
あの有名なKLUSTERER、『磁場操 石置(じばあやつり いしおき)』
(1867~2004)も、こういう言葉を残しています
『石置くをはやきにこだわればこれまた敗北也』
早く置くことにこだわってしまえば負けてしまうという言葉です
ですが、怖いもの知らずは此処にもおり、どんどん置いていく方もいます
そしてまた、意外と迷いがない分強い手になりうることも…
ですが、ギャラリーはどうしても「怖い」と思ってしまいます
6.慎重になりすぎて長考してしまう
逆もまた然り
終盤はつい長考をしてしまいます
フランスのKLUSTERER『ジシャク・オ・オクーノ』(1845~1876)も、このような言葉を残しています
『つい長考しちゃう』
置く場所がない、押してしまうか?引き寄せてしまうか?
ここに置ければ強い
次のターンは?
など、やればやるほど堂々巡りに考え込んでしまいます
「失敗」が目に見えるゲームだからこそ、みんな慎重になってしまうのではないでしょうか
7.やめられない。マジで
やめられません
やり始めたら終わりです
KLUSTERを買おう
ここまで語ってきましたが、とにかくやってほしい
これに尽きます
元のルールが単純なので、遊びをアレンジする余地もたくさんあります
さいころの目の数連続で置く、お箸で、手袋をつけて……ほかにもたくさんあると思います
思いついたら教えてください
ただし、本体はマジで取扱注意です
注意書きをよく読んで購入しましょうね
それではみなさん、楽しいKLUSTERライフをお過ごしください
では
![](https://assets.st-note.com/img/1660786840258-OgtAQ2i8vw.jpg?width=1200)