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【イベントレポ】群馬ゆかりのみオンラインvol.6/35 桐生市編〜活気あふれるゆっくりズムのまち

こんにちは。「群馬ゆかりのみ」です!
私たちは地元に関わりたいけれどキッカケがない、何をしたらいいかわからない、という想いを抱えている方々(特に若者)を対象に、最もハードルの低い群馬県との関わりとしてオンラインイベント「群馬ゆかりのみ」を開催しています!
群馬県の全35市町村に1つずつ焦点を当てて開催する予定ですが、2022年3月25日(金)に第6弾!桐生市編を開催しましたのでイベントレポートとしてまとめてご紹介します。

群馬ゆかりのみとは?という方はこちら↓↓

今回は、桐生市役所の小林さんと坂主さん、地域おこし協力隊の岩崎さんにゲストとしてご協力いただき開催いたしました。
いつも通り、群馬ゆかりのみ恒例の乾杯&自己紹介をすませ、まずは、まだ知らない桐生市についてを知るために、桐生市のWEBサイトや写真を見ながらいろいろと教えていただきました。

桐生市最大の祭り「桐生八木節まつり」

桐生八木節祭り photo by:坂主樹哉さん

桐生市ホームページを見ながら、ゆるりゆるりとスタートした、ゆかりのみ桐生市編は「桐生八木節祭り」の話題からスタート!
ちなみに、今回のイベントレポートでご紹介する写真は全て、坂主さん撮影の写真をお借りしています!腕前はプロ級📷✨で、こちら☝の八木節祭りの写真は写真展で受賞した写真とのことです😊
祭りの熱気が写真から伝わってくる臨場感たっぷりの写真ですね!綺麗!!!

小林さん曰く、八木節踊りはもともと隣接する足利市の文化だそうですが、実は桐生の八木節のほうが若干テンポが速いとのこと。群馬県のほうがちょっとせっかちなのかしら(笑)??
桐生市の皆さんは小学生の育成会で必ず参加するとのことで、参加者からも「笛を吹いたよー」「まだ踊れるよー」といった声もありました。やっぱり子供のころ参加した思い出があると、故郷の祭りって感じがしていいですよね!

桐生八木節祭り photo by:坂主樹哉さん
桐生八木節祭り ブルーインパルス photo by:坂主樹哉さん

3日間で約50万人が訪れる桐生八木節祭り。数年前にはブルーインパルスも来たのだとか!
残念ながらコロナ禍で中止が続いていますが、今年こそは開催できることを願うばかりです。

海なし県なのにビーチ!?

次の話題は「カリビアンビーチ」に。群馬県民であれば、子供のころ1度は訪れたことがあるという方も多いと思うのですが、桐生市にあったというので驚きです👀!!
この「カリビアンビーチ」とは、いったい何なのか?ざっくり言ってしまえば、ミニハワイアンズのような温水プール施設で、「波」が楽しめるプールがあったり、海のない群馬県にとっては、身近で海を感じられるとても素敵な施設です!

参加者の中には「走って10分で着きます!」というような、超ご近所にお住まいの方もいらっしゃいました。

ただ、このカリビアンビーチ、実は清掃工場の余熱で温水を作っているということなので驚きです!冬でも温水で泳げるので、近隣学校の水泳部が練習に使用しているのだとか!観光だけでなく、実際の生活に密着している施設なんですね。

元女子マラソン選手の有森裕子さんが理事長を務めるスペシャルオリンピックスという世界大会の会場にもなっていて、カリビアンビーチという、ザ・観光施設のようなネーミングからは想像できない、ほんとうにさまざまな顔を持つ施設です。

炭水化物なまち「桐生」

さてお次は食べ物の話にうつります。
桐生といえば「炭水化物なまち」で有名ですね。
こちらは、桐生を 「食」 で盛り上げよう!という想いに賛同した飲食店の方々が協力して、桐生で取り組む活動やイベントのことを言うそうです。

実際、私もテレビの特集でこちらの地域おこしイベントのドキュメンタリーを見ました!うどんにパスタにソースカツどんにたこやきに…と、関西とはちょっと違う、粉もの文化があって、まさに炭水化物のまちって感じです!!!

特に「ひもかわうどん」は昔から地元で親しまれてきた、冬の煮込みうどんのような食べ物ですが、観光客向けに、夏場につけ麺風に出したところ大ヒット!桐生市の名物になったそうですよ🍜
そんなヒット商品の裏話を地元の方からこっそり聞けるのも、ゆかりのみならではです。

 カレーひもかわうどん photo by:坂主樹哉さん
ひなうどん photo by:坂主樹哉さん
まつもとうどん photo by:坂主樹哉さん
メガソースカツ丼 photo by:坂主樹哉さん

田舎らしく、お得に山盛り、大盛、特盛が当たりまえ!家族でシェアするのが桐生流!?らしいです。どれもとても美味しそうな写真なんですが、これ全部、坂主さんが食べたってことですよね(笑)??めっちゃグルメだなぁ😊

桐生市ってなんでそんなに活気があるの!?

桐生市のさまざまな取り組みについてトークを展開していると、「桐生の商店街って、なんで元気がいいんですかね?」と参加者のお一人から声が上がりました。
確かに、桐生市は「炭水化物なまち」のように面白いことをやっていたり、地域おこしのイベントでも桐生市の話をよく聞いたりと、すごく盛り上がっているイメージがありましたが、それはなぜなのか?とは、あんまり考えたことがなかったかも。

きものでまちあるき photo by:坂主樹哉さん
桐生祇園祭 photo by:坂主樹哉さん
きりゅう宵市 photo by:坂主樹哉さん

地元住民が活気があるから?
行政がしっかりしているから?
移住してくる人が多いから?
考えられそうな理由はいっぱいありますが、これだ!というものを思い浮かべられずにいると…

「商店街って通常1階が店舗で2階が住居になっていることが多いので、商売をやめても空き家になりにくくて、シャッター商店街になってしまうって聞いたことがありますけど、桐生市はそうじゃないのかもしれないですね」
と、話題を振ってくれたのは、地元群馬の大学生でした。

なるほど!と思って聞いていると、
地域おこし協力隊の岩崎さんや桐生市の小林さんから、「桐生の商店街も同じ問題を抱えてますよ。ただ、桐生市はテナントとして入りやすい環境が整っていて、また挑戦できる余白がある都市なので、飛び込んでくる方が多いのではないかな?」
というような回答をいただきました。

群馬ゆかりのみでは、まちのさまざまな部分をみんなでトークしていきますが、まさに桐生市の深いところを知れた、深堀できたポイントでした。

「なんで?」をみんなで考えていくことも地域を知るきっかけとして重要だなと思いました。
地元の群馬の大学を選び、まちづくりについてしっかりと考えてくれている若い学生がいることは、群馬県にとっても財産だなぁと思います。
私たちのように、群馬県を出て県外にいると、盛り上がっているところのみがピンポイントで情報として入ってくることはありますが、その背景や理由のようなところはなかなか得られない情報ですし、実際に当事者から回答を得られる機会ももちろんありません。こうやって気軽に地元の人に聞ける機会があるのは、群馬ゆかりのみの良いところだなぁと改めて感じた瞬間でした。

ゆっくりズムのまち桐生

今回の桐生市編では、私たち主催者のように群馬県外に住んでいる方も参加されました。そこで話題になったのは交通手段について。
車の運転をしたくない、またはできない人にとって群馬県移住の一番のネックが交通手段です。そこで、今の桐生市の交通事情をいろいろと教えていただきました。

実は、桐生市は2020年に、スローモビリティなどを活用した環境にやさしいライフスタイル、持続可能な未来の社会の実現に向け「ゆっくりズムのまち」を宣言したそうです。
詳細はこちら↓↓

公共交通機関が整っていったり、群馬大学と連携して自動運転の研究を進めたり、MaaSを積極的に活用していったりと、今後の動きに期待ですね。

「そういえば、池袋を電気で走るバス IKEBUS、あれって桐生市製なんだよ」と教えてくれたのは、桐生市の小林さん。桐生市では観光用のコミュニティバスとして市内を走っているそうです。桐生市を訪れたらぜひ乗ってみたいですね🚌

低速電動コミュニティバス「MAYU(まゆ)」 photo by:坂主樹哉さん

https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/kooutsu/1001827.html

参加者からは東京などの首都圏でよく見る、電動スクーター「LUUP」とか導入したらどうですか?

というような意見があり、「実は1回提案に行ったんだけど断られてね」とか、「そこをなんとかしてもう1回提案してみたら?」などなど、ゆかりのみならではのリアルな意見交換も行われました。

「意外と桐生市の市街地は自転車がいいんですよ」と教えてくれたのは地域おこし協力隊の岩崎さん。
いろいろな乗り物の話題がでましたが、現在普及している乗り物で、安心安全に誰でも使える、レンタサイクルがもちろん、桐生市にもあります。

参加者の中にはぜひ桐生市内を案内してほしい!という県外の方もいて、後日、本当に桐生市にお越しいただき、自転車で案内されたようです✨
群馬ゆかりのみでそんな素敵なつながりもできて大変嬉しい限りです😊

活気にあふれるまち~桐生市編を終えて…

今回の群馬ゆかりのみも、県内外からたくさんの方にご参加いただきました。初めてご参加くださった方や、毎回楽しみに参加してくださるリピーターの皆さま、ご参加いただいた皆さま大変ありがとうございました。
今回もあっという間の90分でした。

今回は、皆さんもよく知る、元気なまち「桐生市」ということでしたが、桐生市が元気なのは、まち全体を巻き込むようなきちんとした仕掛けやカラクリがあって、ただ何となく、元気そうに見えているだけではない!ということが、今回のゆかりのみ桐生市編でわかりました。

もちろん、まちのひとも元気ですし、それをバックアップする行政もいるし、商店街や企業も頑張っていて・・・きっとそれは「桐生市が好きだから」というシンプルな理由なのかもしれませんが、その情熱が元気な桐生市をつくっているんですよね。今後の桐生市がますます楽しみです。

今回ご参加いただいた皆さま。
ゲストでご登壇いただいた桐生市の酸いも甘いもすべてをご存知な小林さん。
美しい写真をたくさん提供してくださった、ぬっしーこと坂主さん。
そしてご自身もイベントの準備でお忙しい中駆けつけてくれた地域おこし協力隊の岩崎さん。
皆さま、大変ありがとうございました。

このイベントに関わっていただいたすべての方に感謝しつつ、引き続き第7弾の企画も頑張っていきたいと思います!ご期待ください!!!!!

群馬ゆかりのみ・桐生市編で話題になったモノコト


イベント概要

群馬ゆかりのみオンラインvol.6/35市町村<桐生市> まちのひと×出身者たちで地元トーーク!

【桐生市!3/25開催決定】
群馬ゆかりのみ!桐生市を開催します。
桐生市役所の小林さんと坂主さん、地域おこし協力隊の岩崎さんにご協力いただいて開催します~!
桐生市は、他の市町村をやっているなかで度々話題になっていてとてもご活躍の方が多い地域です。
まちのことを聞いてみるのもよし、自分が気になることを質問するもよし、みんなの話を聞いてなるほど~と思うのもよし、です。
「群馬にゆかりのある人と地元トークしたい」
「群馬のことをもっと知りたい」
「県外にいるけど地元に関われないか模索している」
「将来、地元に帰ろうかなと思っている」などなど。
どんな動機でも大丈夫です。
まずは参加された皆さんでわいわいと地元トークをしつつ、“かえれる地元を考える場づくり”を一緒にしていきましょう。

■詳細ーーーーー
日程:2022年3月25日(金)
時間:19:30~21:00
参加費:無料
主催:株式会社kaettara / 共催:群馬県、ぐんま暮らし支援センター
対象:群馬県出身者、群馬県と縁(ゆかり)がある方、群馬県に興味がある方
共催:群馬県、ぐんま暮らし支援センター
https://www.facebook.com/events/381729473356630?ref=newsfeed

■カバー写真について
右上は開催する市町村ゆかりの写真に、毎回変更しております。今回は八木節です!
photo by:坂主樹哉さん


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