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就学時健診前に、専門医に低身長の相談をしてみた話

秋ですね~ 来春、小学校に入学するお子さんはそろそろ就学時健診の時期でしょうか。同じく年長さんの子供がいる同僚ともそんな話題が出てくるようになりました。

3000g前後の普通サイズで生まれた息子の身長が低めであることを、3歳のころから気になっていて・・・自治体の3歳児健診では、会場で診てくださった医師から「就学前くらいまで様子見で」と言われていました。

成長曲線で-2SD(標準偏差)を下回る状況というのは、100人の集団で背の順で1番か2番というくらいの低さです。3歳の頃からこの状況が続いています。早生まれとはいえ、同じクラスのお子さんたちと並ぶと頭1個分くらい低い状況は、やっぱり気になっていました。
年長さんになってから、改めてかかりつけの小児科、セカンドオピニオン的に園医の小児科、両方かかってみたけれども、そこでもまた「様子見で。」と言われてしまったのです。
でも、やっぱり心配で。本当にこのまま放っておいていいのだろうか、気になってしまって・・・

専門医を訪ねてみた

ネットで調べてみたら、家から割と近くに、内分泌系の専門医のクリニックがあり、低身長児の診療もされているということで早速問い合わせをしてみました。なんと、初診の予約が2か月待ち。。。普通の小児科とは違うのか・・・(何も知らなかった私です)

2か月待って、まだようやく初診を終えたところなのですが、そこで初めて知ったことを整理しておきたいと思います。
低身長の治療開始に適しているのは、やはり就学前後ということで、いま、ためらわず専門医の門をたたいたのは正解だったと思います。この身長で様子見を続けるのはダメ、この子はこのままだと大人になった時160センチまでいかないよ、とはっきり言ってもらえました。

成長ホルモンが出やすいのは就寝中で、22時~2時がゴールデンタイム

これは知識として知っていました。うちの子の就寝時間はいつも22時前後。上のきょうだいに引きずられて、遅くなりがちで、でも22時に間に合っているからいいかな?と思っていましたが、これは間違いとのこと。「お母さん、それは虐待ですよ」とまで言われてしまい、かなりショッキングでした(苦笑)。
未就学児の場合は遅くとも20時半までに寝かせるようにとのこと。小学生でも21時半までの就寝が推奨されているそうです。

炭水化物摂取後に、成長ホルモンの分泌が悪くなる

これは知りませんでした。夕食時はご飯・麺類等の炭水化物やフルーツ、スイーツはNG。炭水化物は、朝・昼にエネルギー源としてしっかり摂れば夜は不要で、代わりにタンパク質、カルシウム、亜鉛の積極的摂取が必要です。米飯大好き・偏食・小食のわが子には結構きついけれど、材料がないことには身体は作れないので、少しでも炭水化物以外のものを食べてもらえるように試行錯誤するしかありません。

また、夕食は18時までにはスタートするように言われました。18時半まで保育園に通っているため、今のままの生活パターンでは到底無理だ…ということで、お迎え時間を1時間ほど前倒しできるように仕事を調整し、その分仕事は早朝にやるスタイルに変更しました。私も、子供と一緒に20時半にお布団に入ることを目標にするようになり、その代わりに朝4時半に起きて在宅で仕事しても苦にならなくなってきたのはよかったです。
ちなみに、成長ホルモンのゴールデンタイムに熟睡できていれば、朝早く目が覚めてしまっても成長には問題ないとのことでした。といっても、子供が起きてくるのは7時前くらいなので、邪魔は入らず、仕事はそこそこはかどっています。

ホルモン療法をやるかどうかは、検査結果を踏まえて診断

上記のような基本的な生活パターンを整えつつ、血液検査、レントゲン写真の結果も踏まえて、今後の治療方針を決めていくそうです。言葉はどストレートでひるみそうにはなるけれど、やるべきことを研究データも交えて具体的に示してくれる先生なので、信頼して通っていこうと思っています。

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