個展「大竹正芳 日本画展」
先日、神奈川県鎌倉にある「Gallery ジ・アース」で開催中の「大竹正芳 日本画展」に行ってきました。
展覧会情報:
「大竹正芳 日本画展」
2024年9月21日(土)〜2024年9月28日(土)
会場情報:
Gallery ジ・アース
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1丁目6−22
今回、この個展に足を運んだのは、自分が通っているお店で、以前にも大竹さんの個展が開かれていたからです。今回もまた個展をされると聞き、鎌倉まで足を運んでみました。
「Gallery ジ・アース」は、鎌倉駅から徒歩10分ほどの場所にあり、鶴岡八幡宮に向かう途中の小町通りを少し入ったところにあります。鎌倉かんざしがある小道を入り、静かな佇まいの奥にひっそりとあるギャラリーです。
大竹正芳さんについて
大竹正芳(おおたけせいほう)さんは1965年に鎌倉で生まれた日本画家で、東京藝術大学で日本画を専攻し卒業されました。主に草花を題材としており、繊細な墨の線と岩絵の具を使用した色鮮やかな表現が特徴です。また、動物や人物を描くこともあり、幅広いテーマに取り組んでおられます。
ギャラリーでの展示
今回の個展では、白い壁に余裕を持たせた展示がされており、まるで自宅に絵を飾るイメージが浮かびやすい空間でした。2階にも展示があり、同じように余裕のある配置がされていて、作品をじっくりと楽しめます。さらに、展示されている絵は購入もでき、部屋に飾ることを想像しながら見ることができました。
実際に作品を目の前にすると、その迫力と繊細さに圧倒されました。特に墨で描かれた線の緻密さと色鮮やかな色彩には驚かされ、そのコントラストがとても印象的でした。静かで控えめなギャラリーの雰囲気が、大竹さんの作品の美しさを一層引き立てていました。
また、この個展では、習作も展示されていました。大竹さんは、動物などの動く被写体は写真を参考にし、植物は実物を見ながら習作を描くという制作過程を重視しています。これらの習作を見ることで、作品がどのように生まれていくか、その背景を知ることができ、とても興味深かったです。
幸運にも、この日は大竹正芳さんご本人が在廊されていて、お話を伺うことができました。制作に対するこだわりや、作品に込められた思いを直接聞けるのは、こうした個展ならではの特別な体験ですね。
個展の魅力
この個展は入場無料です。作品を間近でじっくりと鑑賞できることはもちろん、作家さんが在廊していれば直接お話を聞くことができるというのが個展の醍醐味です。鎌倉散策のついでに、ぜひこのようなギャラリーに足を運んでみるのもいいと思います。
作品の魅力
大竹正芳さんの作品は、繊細な線と鮮やかな色彩が調和し、部屋に飾ることで空間に心地よい彩りを加えてくれます。特に、植物を題材にした作品は、四季の移ろいを感じさせ、どこか穏やかで優しい雰囲気を漂わせています。今回の個展の期間は短いので、大竹正芳さんの作品に興味をお持ちになった方は、ぜひ大竹さんのFacebookもチェックしてみてください。
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