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【ストレイテナー】アルバム"Applause"を語る!
画像出典:https://spice.eplus.jp/articles/152276
はじめに
こんにちは!Name'sのナツミです!今回はストレイテナーの最新アルバム『Applause(アプローズ)』について書きます!発売から半年くらい経ち、だいぶ耳に馴染んできたので、感想など語らせて頂きます…!!!それではいきましょう☞☞☞
最新アルバム『Applause』概要
・ 2020年12月リリース
・ストレイテナー11枚目のフルアルバム
・全11曲39分
・先行シングル3曲収録
01.Graffiti
23枚目のシングルGraffitiです!昔のストレイテナーのような"ダークさ"や"ゴリゴリ感"とは違った、"爽やかなロックナンバー"です!
通り抜ける風の様な音像でありながらも、体を抜ける瞬間にずっしりとした重みを感じる1曲だなと。今を生きる上でとても前向きなメッセージを含んでいて、アルバムの幕開けにふさわしいなと思うところであります!
02.叫ぶ星
配信先行シングルです!これぞストレイテナー!と言いたくなるエモーショナルナンバー!エモーショナルな曲は過去にもたくさんありましたが、「こういうアップデートもあったのか~」という感じ。大名曲「REMINDER」や「羊の群れは丘を登る」のような雰囲気を纏う、懐かしさと新しさが混在した曲です!これは間違いなく人気曲となるでしょう!
03.さよならだけがおしえてくれた
配信先行シングルです!しっとりとしたバラードですが、リズミカルなビートでポップに仕上がっているように思います! なんでタイアップ付かないんだろう('ω')?と不思議に思うほど、サビへの入り方が美しいです!そしてピアノとシンセの使い方もどんどん巧みになってますよねホリエさん…私もお勉強させて頂きますm(_ _)m
04.倍音と体温
少し前からこのようなシティポップ系の曲も出てきました!前作『Blank Map』収録の「Jam and Milk」や、2016年リリース『COLD DISC』収録の「Alternative Dancer」と並べて聴きたいシャレオツな曲です(*‘∀‘)
05.Death Game
おおお!!こういう曲待ってたよ!!ゴリゴリのベースラインから始まり、遊び心満載の展開・フレーズ、スマートな歌メロ!!「激しく、可笑しく、カッコイイ」曲だと思います(*‘∀‘)ファー そして2:49という短さ...!ライブでは興奮冷めやらぬうちに次の曲へ繋がっていく様子が目に浮かびます…コロナさえ無ければ!!!涙
06.ガラクタの楽団
ホリエアツシさんがコロナのうっ憤をぶつけるがごとく作り上げたガラクタの楽団…!メンバーに曲をプレゼンする際、ホリエさんの目が血走っていたと日向さんが仰ってました(゜゜)笑 ご本人方々の言葉を借りれば、”ドンガラがっしゃん”系の曲ですね!!僕だったら「Little Miss Weekend」や「VANISH」と共にセトリに組み込みたい!
07.Parody
Graffitiのカップリング曲ですがアルバムにも登場!ジャジーで妖艶な雰囲気が漂うお洒落で格好良くて色っぽい曲です(*‘∀‘)過去曲を引っ張ってくると「Dive」や「Yeti」をさらに深く掘り下げたような、実験的な要素もあって面白い展開の曲だな~と思います。
08.Dry Flower
この曲のこの感じ何に分類されるだろう~…と考えていたのですが、良く分かりませんでした(笑)何となくフォークっぽくて、ウエスタンな雰囲気もしますが、ロックに昇華してますね!アルバムの中では決して目立つ曲ではないと思います…が、僕は一番好きかもしれない(笑)嫌いなものを羅列した歌詞もトゲトゲしくて好きです(´_ゝ`)
"泡の無いビールは嫌い 抽象的な絵は嫌い
月曜の朝は嫌い 季節の無い国は嫌い
オチのないコントは嫌い 流線型の車は嫌い
日曜の夜も嫌い 何よりも自分が嫌い"
09.Maestro
今回のアルバムは展開が面白い曲がたくさんあるのですが、特にこの曲が顕著です!!Aメロは暗く内向きなコード感ですが、Bメロでは突然光が刺したようにポップに。そしてサビで走り出すようにビートが変化します!まるで寝ころんでいたところから立ち上がり、走り出す。個人的には朝聴きたい1曲です!!
10.No Cut
この曲にしても展開が今までにない感じで面白いです!今回のアルバム制作にあたってスピッツを聴いたと、ホリエさんご本人が仰っていました!特にこの曲のブリッジのところ(↓)、草野マサムネさんが歌っていても違和感ないな~なんて思いながら、個人的には「夢追い虫」が浮かんでました!
"小さな灯り達が 集まって描き出す
星よりも眩しく 輝く世界で"
スピッツは僕も大好きなバンドなので、とても嬉しい話でした(*‘∀‘)
11.混ぜれば黒になる絵具
ラストはこの曲、泣きそうになります…否、泣きます!(´Д`)笑
"カーラジオから流れた 亡き人の歌
隣で口ずさんでいた あの時君は
頬を伝って流れた 最後の涙
雨はまだそこに降っていた 今でも僕は"
たった一回きりのサビ…この歌詞…大山さんの儚いアルペジオ…そして延々としたアウトロ。ちょっと切なすぎませんか??
以前【アジカン】3つの隠れた魅力!でも書いたんですけど、アウトロが切ない曲は良いんですよ!!!(※持論)「もっと聴きたいよ~」って、ライブのラストにこの曲は涙腺じわり破壊されると思われます(語彙の崩壊)。
アルバム総評
お疲れ様でした!そして読んでいただきありがとうございました!m(_ _)m『Applause』は過去の作品と比較しても非常に聴きやすく、バラエティに富んだ作品だと感じました!J-POP要素が入っているので初めての人でも聴きやすく、一方で元来のエモーショナルな曲もあり、実験的な曲もあり、そのバランスが良かったです。
ストレイテナーの良さの一つとして、ジャンルの幅が広いことが挙げられます。ロックでもポップでもジャズでもファンクでも要素を取り入れては”ストレイテナイズ”し、決して”らしさ”を失ないません。『Applause』においても、この何でもやっちゃえ!の中にある一本の真っすぐな柱こそが、ストレイテナーであると再確認することができました。これから先も幅広い音楽性を巻き込みながらの新曲を期待しています!!!
おまけ
我々、Name's(ネームス)も自主制作した楽曲を配信中です!もし、お時間あれば1曲でも聴いていただけると励みになります!よろしくお願いします!m(_ _)mそれではまた!!