ロマンあふれる電動シニアカーの改造
岩田です。はてなブログの過去記事転載です。
突然ですが電動カート(シニアカー)って乗ってみたくありませんか?
基本的にはお年寄りが乗るものでシニアカーなんて呼び方もされる一人用の乗り物。
この手の乗り物って昔から気になっていました。
自動車のように運転免許が要らない自由感があって雨とか降ったら傘とか取りつけて乗っても良さそうな感じ。
何と言うかバギー感がある。
スピードは全然出ないのもまた味わい深い、それに乗ってるお爺ちゃんとか結構笑顔というか楽しそうな感じで乗ってる気がします。
シニアカーを所有するお年寄りはお金持ち?
私の予想では電動カートとかシニアカーとか呼ばれるモノを所有しているお年寄りってお金持ちなんだろうと思っています。
まずもってコレを置くスペースとか考えても一軒家だと思う。
でもコレを一軒家の駐車場に置いてる家とか見たことない.... という事はシャッター付きの自宅駐車場とかなのでしょうか、それとも家から電動カートで出動するためのスロープとかあるような一軒家なのでしょうか?
なんにせよ電動カートを所有するにはそれなりのスペースを持っているお年寄りでないと難しい部分があるのだと思います。
という事で電動カートを所有するお年寄りはやっぱりお金持ちっぽい。
電動カートはフリーダムな感じがする
電動カートを改造したい....!多分、私の他にも似たような妄想をしている人っているはず。
この手の乗り物は性能面での改造は間違いなくダメなはずなんだけどタイヤが4個ついてハンドルが付いてヘッドライトがついて...ってんなら妄想せずにいられないものがあります。
あんまり詳しく書いちゃうと間違いなく怒られそうだからこれ以上は書けない...
実は私の友人に自作の面白い乗り物でサーキット走行をしているヤツがいまして、そいつが作る乗り物ってのは基本的に公道を走れない乗り物。
私もそのような世界が大好きなもんでして昔は彼のガレージでよくたむろしながらシリンダー弄ったりタービン回して遊んだりしていました。
だから電動カートとか見ちゃうとどうしても「こんな風にカスタムしたいな!」ってな妄想が止められない。
性能面でのカスタムは書けないけどエクステリアカスタム妄想なら書いても大丈夫。
やっぱホイールはバフがけしたいよね、どう考えてもしたい。
カウルも手を加えたい、でも電動カート専用エアロパーツなんか作ってるメーカーないから自作するしかないね、イメージ的にはフロントカウルを大き目にしてリアはシートと一体型のカウルがいいね。
腹下にLEDもいきたいところ、雰囲気的に爆光の白が合うと思う。
メーター上には薄いスモークのショートスクリーンもつけたいよ、そうそうミラーも替えないとダメだしハンドルもバーハンにしたい。
前カゴは勿論とっぱらう。
シート位置が少し高いから低くしないとダメだし背もたれがカッコ悪いから太いパイプに変更するしかないよ。
世の中にはこの手の乗り物を性能面で改造してしまう変態さんが居ましてこんな動画とかもある。
「変態」というとどうしてもソッチ方面の事ばかり考えがち、でもこの動画のような世界でいう変態とは褒め言葉の要素があります。
動画のような乗り物を日本でやるとなるとクローズドな環境でやるしかないってもんだけど普通のサーキットじゃ無理です。
電動カートで車道を横断する交通ルール無視ジジイ
前々からロマンを感じていた電動カート(シニアカー)なんだけど先日の昼間に電動カートに乗った爺さんが車道を横切りました。
そこは片側一車線の裏道みたいな道路で信号も横断歩道も何もない場所を自転車で横切る感覚で飛び出してきたのです。
それでビックリした車がキュっとブレーキ、でも電動カートはスピードが出ないからノロノロと横切る感じ。
しかも爺さんは超絶笑顔で車ドライバーに手を上げて横切る...
これってダメですよね、爺さんだから、電動カート(シニアカー)だからといってもダメだとしか思えない。
これで車ドライバーが電動カートひいちゃったらやっぱり車のほうが過失が多くなっちゃうわけでしょ?それって何かオカシイと思う。
かといって電動カート(シニアカー)にも免許的な物を...となると話が別の方向に進んでゆくとしか思えません。
だってあんな歩く程度のスピードしか出ない乗り物に保安部品くっつけて車道走られたら危ないなんてもんじゃないもん。
でもこの爺さんが笑顔で手を上げたって気持ちは分からなくもない... 私の勝手な妄想だとつい最近電動カートを購入した爺さんは...
車の運転はもう出来ないけどこれなら出来る!
足が悪くて外出を避けていたけどこれなら...!
これがあればどこだって行ける気がする、それも自分の力で!
俺はまだいける、むしろこれからか!
みたいな少年のような感覚、その感覚いマッチするフリーダム要素がある電動カート(シニアカー)
交通ルールをガン無視+笑顔=爺さんの中にある少年の気持ち
もしこのような公式であれば、そこには少年の保護者的な存在が不可欠になる。つまり交通ルールガン無視する子供を教育する親が必要ってのと同じ感覚。
でも電動シニアカーを所有できる爺さんは金持ちの可能性が高いので息子が「オヤジ...いい加減にしろよ!」と叱っても難しいかもしれない。
初めて三輪車に乗れた写真、初めて一人で自転車に乗った写真、初めてバイクに乗った写真、初めて車を運転した写真...
コレらの写真に共通する要素とは人間が己の力で行動力を増やすことに成功した達成感だと思う。
それが現れるからこそ笑顔でかつ少し自慢気な顔になる...
こんな風に考えてみると爺さん婆さんに電動カートは乗らせてあげたい気持ちも沸いてくるってもんです。
しかしねぇ...というのが今の日本でしょうか。
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