![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167668443/rectangle_large_type_2_394d6edfa7b31afdfcc85bf2274ebec7.jpeg?width=1200)
2024年12月 備忘録
2日
隣町の特別支援学校運営協議会へ。ここのメンバーはいつもポジティブでクリエイティブ。回を重ねる中で互いの背景や得意とする分野を理解し、互いの生かし方も少しずつわかってきた。学校だけではなく地域のためにと常に思考し続けている。ぼくはきっとこのメンバーが話し合っている姿を見るのが好きなんだな。終了後すぐに戻り、3年ゼミ。朝だか昼だかなんだかわからないご飯を隙間時間に書き込み5コマ目の講義へ。終了後すぐに車移動開始。3時間ちょっとの冬道ドライブ。夜は古き友人とほんの束の間の会食。
3日
朝から実習生の研究授業参観。中学部の作業学習。研究授業を作業学習を取り扱うのは珍しく貴重な時間を共有していただいた。実習担当の先生方に丁寧に指導いただいていることの感謝を伝え、帰路につく。帰りも3時間ちょっとのドライブ…のはずが、事故により高速を道路を降ろされ4時間コース。
4日
翌日の実習生の研究授業のため午後から移動。今季一番遠くへ。300km超え。冬の高速道路をひたすら運転。さすがに遠かった。着いてすぐにメールの返信やら卒論の添削やら。どこでもWi-Fiがつながるのはいいのやらどうやら。
5日
今季最後の実習生の研究授業。高等部での個別の課題学習。実習期間中に精一杯子どもに寄り添ってきた成果。難しいことも多々あったんだろうなと推察できる。終了後、古くから知る校長先生といくつかのトピックについて情報交換。道内の特別支援学校が置かれている状況や地域ごとの課題などを教えていただく。こちらへ就職した卒業生とも顔を合わせることができホッとした。運転モードへ。
特別支援学校は今年度23名を受け入れていただいた。感謝しかありません。実習生の指導以外でぼくにできることは可能なかぎり研究授業を参観させていただき、その学校のよいところを見つけお伝えすること。そして、現場の生の声をお聞きすること。できることは多くはないのだけれど、丁寧に積み重ねていこうと思う。
そんな最中、新刊が手元に届く。詳細は別に記そうと思うが、執筆メンバーで長い時間と労力をかけ作ってきた一冊なのでほんのちょっと肩の荷が降りた気がした。イラストや4コマ漫画を執筆チームのオーダー以上にいつも描いてくれたまさやんにはこの場を借りて改めて御礼を伝えたい。まさやんがいなかったら絶対に完成していなかった一冊。本当にありがとう。一人でも多くの現場の先生に届くと嬉しい。
![](https://assets.st-note.com/img/1735439717-n4TyoBc9sw32xSrWdk0gXMtJ.jpg?width=1200)
6日 卒論指導、1年ゼミ、卒論指導エクストラ
7日 集中講義をお願いしている先生方お二人へ挨拶。実習生がお世話になっている久里浜特別支援学校の研究会へオンライン参加。
8日 卒論添削、事務処理など。
9日 3年ゼミ、企業の方々との意見交流(オンライン)、2年講義、NHK GIGA研1部会定例会(オンライン)
10日 4年実習指導、2年講義、次年度の教育実習へ向けての連絡協議会(オンライン)
11日 朝から小規模の保育所へ。恐ろしいほどの吹雪で途中心が折れそうになる。いつもの1.5倍ぐらいで現着。朝から13時すぎまで観察、一度戻り18時からカンファ。昨年度から定期的にお邪魔しているので保育者さんたちお一人お一人の様子や得意もわかってきてどう組み合わせると子どもたちが幸せになるだろうなと自分なりに考えいくつか提案し一緒に考える。来年度も呼んでもらえるかな。
![](https://assets.st-note.com/img/1735440848-PSWVntha7cBoky5pzNfdLY4r.jpg?width=1200)
12日 市の担当者との会議。特別支援学校への通学問題。これは地方都市において本当に深刻な問題。なかなか解決のルートが見いだせていない。
終了後、卒論指導。
13日 卒論指導。仕事終わりで札幌へ移動。
14日 朝一で東京へ。今年からお世話になっている教育工学会の特別支援の皆さんに会いに行く。
![](https://assets.st-note.com/img/1735440879-EoXg6tqFMTvZa0S4Jk8IrUKQ.jpg?width=1200)
子どもたちのデジタル作品コンテストの表彰式。これを見たくて東京まで。
企画、運営の先生方のパワーには本当に驚かされるばかり。いい時間。
夜は全国の先生たちと。ホテルに着いてからはなかなか進められていない仕事。
![](https://assets.st-note.com/img/1735441123-ydzjDoMw7vUguXKRAG5ZFmfq.jpg?width=1200)
16日 3年ゼミ、2年講義。夜はD-Project特別支援アラカルトの定例会。特別支援学級の先生が奮闘している販売会の実践を報告していただき、みんなでさらなるアイディア出しの時間に。この実践はさらに広がり深まるだろうなと確信する。
17日 4年実習指導、2年講義、夜はSIG-SE1の定例会。
18日 市内の小学校で幼保小の交流会へ参加。昨年度からお声がけいただき末席に加えていただいている。現場の生の声を聞く貴重な機会。地域の幼保と小学校が地続きになっている。これは簡単そうで簡単ではない。先生たちの日常的な情報共有が肝。終了後すぐに80km離れた町での講演会へ。学校の先生方が対象なのかと思っていたら地域のいろいろな方が対象になっていて、町長さんまでが参加してくださり焦る。地域の民生委員さんや保護者さんが始めたサークル、学校の先生、教育委員会の方々へ向けてお話をさせていただく。戻ったのは夜遅く。
20日 卒論指導、1年ゼミ、2年、別な先生が担当されている講義でのICT機器利用のサポート。2年生は計画的に利用機会を設けているので少しずつ板についてきた感じ。あと一歩かな。
![](https://assets.st-note.com/img/1735441981-BbAPc3Qx4dq1skWFEfoD7L0R.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1735442075-n6ibl9gtPkRSX1jyaVGoQc3B.jpg?width=1200)
藤原さんの新刊が届く。
藤原さんを突き動かしている基本OSの成り立ちを改めて知り、妙に納得する。みんなのあこがれでしかない藤原さんが自身の泥臭い部分をオープンにされていることは本当にすごいことなのだと思う。当たり前だけど自分とは全く違うプロセスで生きてきた藤原さんに研修の場で共感することが多いのは膨大な知識量や思慮深さだけではなく、他者への敬意の示し方であったり、どんな人のどんな取り組みも一緒に考え悩み面白がれる姿勢であったりそのお人柄もあるのだろうなと思う。
ぼくが大好きな藤原さんの書籍をここでご紹介。
23日 非常勤の先生へ年内最後のご挨拶。3年ゼミは休み。今年度の実習担当者での打ち合わせ。2年年内最後の講義。
24日 朝から全学の会議。午後は卒論エクストラ。
25日 午前も午後も卒論エクストラ。
26日 午前に卒論エクストラ。終わるのだろうか、卒論は。
卒論の心配をしている暇はない。いや、絶えず心配はしているのだけど。
自分の目の前の心配をしよう。
東京から封筒が一つ届いた。
さて、また自分に向き合う時間としようか。
![](https://assets.st-note.com/img/1735442861-wJvYROnQquNKfygzHmVWEPtU.jpg?width=1200)