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普遍な日々に花束を

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記事一覧

三月の花束

キミを見つけた時その瞬間に恋に堕ちて抜け出せない 誰かの人で  もう構わない 誰かの人を …

めぐむ
1年前

その口で

その口で幸せを叫びたいキミ 分かろうともしない心で幸福を独り噛み締める 分からない キミ…

めぐむ
5年前

きっとまた

屈託無く愛してくれた涙が綺麗だった ぎこちないキスは緊張したよね 主張しすぎた首筋のキス…

めぐむ
6年前

きみが知らない曲を聴く

ノクターンNO,9が流れます 知らないと思うけれど君と聴いた部屋は いつでも刹那さに溢れた桜…

めぐむ
6年前
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短命な恋でした

鮮明過ぎる想い出が苦しくて暖かな陽気に包まれる別れ サヨナラは告げず約束を果たすためだけ…

めぐむ
6年前

あいしていた

暮らせど暮らせどきみは見付からない 指を咥えて待っているだけの子供じゃない いつもいつも…

めぐむ
6年前

まだ焦がれてる

済んだ眼に写ったのは年老いた子供 寛容な海はとても好い香りがして離れるのが惜しく 整った唇から出る言葉に感涙するしかなく 回転の早い景色に焦がれて渇望して 何れも其れも羨望の恋心で 本当に現実だったのか疑う程怖い位に 過去になるならもう思い出したくないと目を閉じる 2018/03/27

汚れた雨に打たれて

淡々と進んで逝く日々に置き去られて 的中しなかった矢を幾本も折る こんな心こんな自分は欲…

めぐむ
6年前

目を塞げ

マザーファッカーと叫ぶ声に共鳴して既存の音に救いを マザーリリックには数千の刺で傷ついて…

めぐむ
6年前

三月のクリスマス

さあ乱れ雨病まない降る降る針のように 貴方を想えば痛くはないの青空なんてずっと知らない …

めぐむ
6年前

二面性の傍観者

こっそり覗き見していた夜の彼は 当たり前か昼休みの僕では無かった 哀に飢えた犬は夜な夜な…

めぐむ
6年前

熱を貸して

きみがいない日常はクレイジー 砂糖も溶けずに苺ショートが作れない 平々凡々な時間に小麦粉…

めぐむ
6年前

ラストエイト

事実上はとうに終わっていたはずだ 何時終わったかも忘れる程に 今更夢でも逢いたいのはあの…

めぐむ
6年前
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ドライアイ

何かの歌詞に笑顔で泣くって言葉があったっけ 涙腺が潰れましたドライアイです本当に 君がとても幸せそうだから涙は出ないみたいです 僕じゃ無くて 僕じゃ駄目で 良かった なんて非道に無邪気な大人なのだろう ずっとずっと先を見据えた道を歩んだ君が 今になってから今更好きだなんて 2018/02/27