ポニーいんたびゅー:その8
お元気ですか。
ネコのポニーでございます。
今日は、いつも一緒に散歩したり、遊んでいる
サカくんに「いんたびゅー」です。
ポニー:
「お、サカくんどこに行きますか。散歩かな?」
サカくん:
「今日は、畑にトウモロコシ植えにいくよ。来るかい?」
ポニー:
「うん、おもしろそうだ。行く行く。」
ポニー:
「これは、なに?」
サカくん:
「ポップコーンになるトウモロコシの種だよ。
今から植えていくからね。
トウモロコシ植えるときはね、笑っちゃダメだよ。
口も開けたらダメだよ。いいかい。」
ポニー「えー!なんでー!?」
サカくん:「子供の頃から、トウモロコシ植えるときは、
ずっとそうしてきたもんね。うちの親父とオカンがいつも言ってたからね。」
ポニー:「マジで?」
サカくん:「マジで。」
ポニー:「、、ということなので、ここからは心の声でお届けします。」「この粒が、あのトウモロコシになるのかな?」
「サカくんが、無言で、もっくもくと植えております。
竹の棒をプスっとさして、穴あけて、2粒まく。この繰り返しでございます。ちょっと待ちくたびれてきましたね。。」
サカくん:
「よし、終わったぞー。」
ポニー:
「じゃあ、もう笑ってもいい?」
サカくん:
「いいよー。」
ポニー:
「もう、いんたびゅーしてもいい?」
サカくん:
「いいよー。」
ポニー:
「トウモロコシ植えるときに、笑ったらどうなるの?」
サカくん:
「こんなになっちゃうよ。」
ポニー:
「ガタガタですね。。」
サカくん:
「ポンガン(ponggang)っていうんだよ。」
ポニー:
「笑わずに植えたらどうなる?」
サカくん:
「こんな感じ」
ポニー:
「おぉ、やっぱりこっちの方がうれしいね。
このトウモロコシになるといいね。
これが、どうやってポップコーンになるのかな?」
サカくん:
「トウモロコシをカリカリに乾燥させて粒つぶを外して、
油すこしのフライパンでニャッ、ニャッ、(nyah nyah)すると
ポンポン弾けて出来上がりだよ。」
ポニー:
「ニャッ、ニャッ、nyah nyah って炒るてこと?」
サカくん:
「うん、そうだよ。ポニーうまいね。発音。」
ポニー:
「イェーイ、ほめられましたよー。今日からバリ語できる
ネコになりましたー。」
サカくん:
「終わったから散歩行くかい?」
ポニー:
「待ってました!行く行くー。」
「今日の、いんたびゅーを終わりまーす。」
熊本の小さな集落で、ひょうたんを育てながら、 「お話とらんぷ」をテーマに、ひょうたんの らんぷをつくっています。 イヌ、ネコ、山の暮らしの風景と、 らんぷのことを、 少しずつ書きます。