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【DAY22】「別れ」に強くなったと思っていたけれど。

こんにちは、グミ(@gumi_yoshida)です◎

帰宅すると、ポストに一通の手紙が届いていました。

送り主は、昨日付で退職した同僚。
ゆっくりソファに腰掛けて一文字一文字を追いかけます。読み終わる頃にはポロポロと涙が溢れている自分がいました。

コミュニティの仕事をしていると「出会い」の数だけ「別れ」もあります。「別れ」に強くなったはずなのに、全然そんなことなかった。

今回はそんな「別れ」について考えます。

泣けてくる、サヨナラ

元々、私は別れにものすごく弱い人間です。

親族・友人の死は立ち直るまでに相当時間がかかりましたし、別れが怖くて人と深く付き合うのが嫌だなと思っていた時期もあります。前職のインターナショナルスクールでも、外国人の上司が国に帰ることになる度に号泣していました。

なんだろう、、
取り残された気分というか、その人が遠くに行ってもう会えなくなってしまうような感覚になるんですよね。「今、この瞬間が最後かもしれない」と思うと、どうにもこうにも苦しくなってきてしまって。。

めちゃくちゃ口下手で恥ずかしがり屋なので、うまく感情を言葉にのせて伝えるのが下手くそな分、相手への愛や思い入れが深ければ深いほど、その増し増しの感情が涙に自動変換されてポロポロとしてしまうのです。

でも、コミュニティの仕事をするようになって、「別れ」にも種類があるんだということを学びました。

新しい「別れ」との出会い

コワーキングスペースのコミュニティを見ていると、新しく会員が入ってくるのと同じくらい卒業していくのも当たり前だなと感じます。

なのでこれまでたくさんの「別れ」に直面して行きました。

これまでの別れと大きく違うのは、コミュニティの卒業はポジティブな理由が多いこと。

つまり、事業成長やメンバー増によって自社オフィスを構えることになったので卒業するというケースです。これは喜ぶべきことであり、エールと一緒に送りだすべきことです。

もちろん毎日会っていた人と会えなくなるのは寂しいですが、喜びの方が大きいし、同じ業界&共通の知り合いが多いので「またいつでも会えるでしょう〜」なんて思えてしまうので、送り出す上では涙が出るほど悲しくはないんです(うるっとすることは多々あります)。事実、本当にフラっと再会するので場数を踏めば踏むほど、納得感が増してきたりして。その先を感じさせる「別れ」は、別れであって別れではないんですよね。

ポジティブに言えば「別れ」に対する耐久がついたし、裏返せば、「別れ」に鈍感になってきているんだと思います。

別れが関係性をアップデートさせる

なので、今回の件もそうでした。

退職の話を聞いた時も心から次のキャリアを応援できたし、最後も笑顔で「いってらっしゃい」と送り出せたはずだった。同僚である以前に友人としての関係を築いてきた子だったので、やっぱり寂しかったのかなとここでやっと気付いたのです。

day14の「変化と共に関係性はアップデートできる、という学びと勇気」という記事で、「関わり方が変われば関係性も変えていけるものだ」という新たな価値観を得た、と書きました。

本当にその人たちと・そのコミュニティと関係を付き合い続けていきたいのなら、関わり方を変えるという選択肢には意味があります。手放した分、新たな関わり白の可能性が生まれる。生ぬるいままところに満足しているようではきっとダメで、関係性がアップデートした先に一歩大きな道は開かれる(こともある)のだと思いました。

今回の件をこの価値観に当てはめるとこうです。

初めは友人関係から始まったものの、途中からは(部署が同じになったのもあり)仕事仲間としての関わりが強くなっていた。今回退職することで、同僚から友人としての関係性をアップデートできるチャンスである。

そんな風に置き換えると、「これまでありがとう」の気持ちと同時に「これからもよろしくね」という気持ちが自然と湧き出てきます。そして、その先を感じさせる、意味のある「別れ」なのだと捉えられるような気がしてきました☺️


今日はここまで。
ではまた次回〜〜〜🙋‍♀️

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