無題2_20200304142037

園児による哲学的質問

過去に、園児による質問を受けた中で、回答に困難を極めたものがあった。ちょくちょく思い出して宇宙を感じているので書いてみる。
そして初の試み、お絵かきもしてみる。


延長保育になっておやつ中の園児(当時5歳)からの質問。

「先生、」

無題2_20200304142037

背中の概念を問うているのか、背中の存在意義を問うているのか。

背中とは何か。

辞典には「人や動物の、胸・腹とは反対側の外面。背。」又は、「うしろ。背後。」とある。

場所はそこでいいと思う。でもどうしてと聞かれるとなんと答えて良いものか。でも前があるから後ろがあるわけで。後ろ=背中なのなら、背中はあるはずで。名称として背中という言葉があって理由など無いのか。いやそんなことはないはず(読まなくていいです)

2秒固まり、5秒くらい言い淀んだのち、


「…わからん!なんでだろうね…!」

と答えたら「ふぅん。」とのコメント。
この話は終わりとなった。でも私はここ半年くらいふと思い出して、出口のない迷路で迷った感覚になる。タスケテ。


深い意味があるのか無いのか。この問に答えはあるのか。そこまで考える必要はあったのか。

だけど教えてくれる方がいたら教えてほしい。 


なんで…背中って、あるの…?

…ここまで書いて、読んでくれた人達を巻き込んでから思ったけど、忘れた方がいい気がしてきた。


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