園児による哲学的質問
過去に、園児による質問を受けた中で、回答に困難を極めたものがあった。ちょくちょく思い出して宇宙を感じているので書いてみる。
そして初の試み、お絵かきもしてみる。
延長保育になっておやつ中の園児(当時5歳)からの質問。
「先生、」
背中の概念を問うているのか、背中の存在意義を問うているのか。
背中とは何か。
辞典には「人や動物の、胸・腹とは反対側の外面。背。」又は、「うしろ。背後。」とある。
場所はそこでいいと思う。でもどうしてと聞かれるとなんと答えて良いものか。でも前があるから後ろがあるわけで。後ろ=背中なのなら、背中はあるはずで。名称として背中という言葉があって理由など無いのか。いやそんなことはないはず(読まなくていいです)
2秒固まり、5秒くらい言い淀んだのち、
「…わからん!なんでだろうね…!」
と答えたら「ふぅん。」とのコメント。
この話は終わりとなった。でも私はここ半年くらいふと思い出して、出口のない迷路で迷った感覚になる。タスケテ。
深い意味があるのか無いのか。この問に答えはあるのか。そこまで考える必要はあったのか。
だけど教えてくれる方がいたら教えてほしい。
なんで…背中って、あるの…?
…ここまで書いて、読んでくれた人達を巻き込んでから思ったけど、忘れた方がいい気がしてきた。
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