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風俗だって甘くない

正直、風俗はいつだって戻れる世界だと考えていた。
たって一か月ブランクあったって、出勤すれば稼げる。
そんな風に考えていた。

実際に、最近では、写メ日記にも力を入れたり、自分自身がお客様に営業をする姫予約の制度があったり、「ただ出勤すれば稼げる」時代は終わったと身に染みて感じていたはずなのに、まだ考えが甘かった。

夜職を続けていたせいか、愛嬌というのがなんなのか自分自身で分からなくなってしまった。
ある人に相談したところ「愛嬌は、相手の気持ちを汲み取って、相手がよりよい気持ちになるため」のものらしい。確かに納得した。

風俗で働く上で、当たり前に愛嬌がないと、ただの接客になってしまい、そのお客様に二度と会うことはないだろう。自身のリピートのお客様をつけるのも本当に大変だった。

愛嬌を振りまくのが下手になったのは、たぶん自分自身に自信がなくなったからだろうなと思う。それすらも考え方が間違っているかもしれないけれども、自分に自信があったときは、愛嬌振りまくって全然根暗な性格ではなかったと思う。

ある日突然自分に自信を失った。2月にリピート店をクビになって(クビになった理由は、また後日。)、いろんなお店に面接に行くたびに、まずは体形がだめだ。と断られ、お店のカラーと合わないからと断られ、風俗という仕事でことごとく面接で落ちまくって、スカウトの言う言葉も何も信用できなくなり、すべての自信を失った。

私に残っているのは「マット」という技術的なものだけで、接客はクソなんだと。人として、この子なら男性にまた来たいと思われる人間ではないんだと。本当に心から自信を失った。

そして4月。

県外での出稼ぎをやっと見つけていったのに三日もお茶を引いた。
15時間も待機して、多くて3人しか接客しなかった。
アクセス数は、3日目で1000を超えているのに全然呼ばれない。
本当に心が折れた。

今、9月だけれでも、5か月たってやっと、元の自分に戻ってきたなと思うけど愛嬌は戻ってこない。

どうか私が心を開いて彼と話ができる関係性になれればいいなと思います。

突然何の話かと思うけど、私が自信をつけるためには、彼の協力も必要だと思うし、この彼氏彼女の関係で何か間違いがあったとしても、きちんと話をできる関係が作れますように。作れるように努力したいと思います。

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