法話 弘教寺冬休み子ども会
皆さん、おはようございます!
はじめましての方もいるかと思います。
わたしは弘教寺の副住職の小林です。今日は冬休みの会に来てくれてありがとうございます。よろしくお願いします。
皆さんは今、緊張していますか?
お互い初めて会う人もいるので、緊張している人もいるかもしれません。
でも今日この後にみんなでするボードゲームは楽しいですから、ぜひ楽しんで下さい。緊張していても、楽しむ気持ちを持てば、『自分もみんなも』楽しい気持ちになると思います。
お経の中に『和顔愛語』という言葉があります。
さっきみなさんと読んだ重誓偈は、実はフルバージョン(仏説無量寿経)で読むと3時間くらいかかるのですが、実はとっても長いのです。そのお経の中の言葉です。
和顔愛語とは、『おだやかな顔、優しい言葉』という意味です。
自分が笑顔になれば、まわりの皆も笑顔になりますし、思いやりを持って優しい言葉で話せば、まわりの皆も笑顔になるかもしれません。
でも私たちは怒ってしまう時もあるかもしれません。私たちはいつでも笑顔は難しいですが、こちらにいらっしゃいます、南無阿弥陀仏という仏さまは、仏さまになる前に『笑顔になって、思いやりを持って優しい言葉で話すようにしよう』と長い間修行されて、南無阿弥陀仏という仏さまとなりました。だからいつでもおだやかな顔でいらっしゃるお方です。
そんな仏さまがわたしのことをみて下さっていますので、皆さんが笑顔で今日一日過ごせるように、じぶんで出来る限りでいいので、思いやりを持ち、優しい言葉で話すことを心がけて、一日過ごしましょう!
※このあと仏教讃歌『やさしさにであったら』を歌いました。
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