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鳴き読み

これが想定外の反響だったので図に乗って補足。

手出しツモ切りよりも先に興味を持ったのは鳴き読みでした。
実は、手出しツモ切りと鳴き読みって、ほとんど同じ話なんです(だよね?有識者?)。

手出しツモ切りの弱点

前回、「埋まってるのかい?埋まってないのかい?どっちなんだい!💪」ってやけに陽気に聞いてたけどさ、これが弱点。

そう。手牌を構成するターツをある程度読めたとしても、結局「そのターツが最終的に埋まったかどうか?」が分からないんだよね。

「5の後の2」で23mターツあるかもな上家さんからリーチ!
じゃあ14m一生切らないの?ってのは別の話。

自分にも手が入っていれば当然押す。

なぜなら「入り目」が分からないから。
14mが入ってリーチ(これが「入り目」)なら、当たり前だけど14mは通るんだよね。

この「入り目」が分からないから、リーチは読めない。

たまにいるじゃん?
「このリーチは一点で読めるな!ガハハ!」とか言う鬱陶しいオッサン。だいたいが全く読めてないか、アイダヨンケンが100%あたると勘違いしてるだけの昭和オッサン。そして一点読みしてるくせに、現物連打でベタオリしてくる。

無理なの!入り目が分からないんだから、理屈上、対リーチの一点読みはできないの!もうやめて!できない一点読みを披露するのは!
昔の自分を見てるようで恥ずかしいじゃん・・・。

「じゃあ手出しツモ切り見てても使えねぇじゃん!」

実は、ある意味そのとおりだと思う。
大したことないんですわ。

鳴き読みの強さ

鳴き読みってのは、鳴いた相手の手牌を読むこと。
そのままだね(笑)

例えば、
中ポンの下家さんが
「白9p(ポン出し)西5m(←注目)3p北」
という河。

で、3sを345sでチーして出てきた牌(チー出し牌)が2m。

「キタ!大好きな5mの後の2m!たまらん!うひょー!」

手出しツモ切りとの最大の違いがここ!!
「今埋まったのは45sの3sです!」
って下家さん言ってるの。だって3sチーしたもん。

さらに、
「5mよりも必要だった2mの回りがまだ埋まってねぇんですわ・・・」
って白状してるの。だって5mの後に2m出てきたもん。

そう。俗に言う「入り目が分かる」ってヤツ。

鳴き読みの方がカンタン!

手出しツモ切りの方で「5の後の2」の話をしてさ、「5について手出しだったのかツモ切りだったのかはどっちでもいい」って感じの話をしたじゃない?

2の方さえ見ておけばいいからカンタンだよね、って。

「俺はその2の方すら手出しかどうか見えないんだよ!ふざけるな!なんとかしてよ( ;∀;)」

分かる。自分もそうだったから分かるよ。見えないよね。

でも、チーして出てきた牌なら注目しやすくない?
なんか「チー」とか言ってるもん。
見るきっかけがあるじゃん?

下家さん「チー!」

「ん?3s両面チー。2副露。聴牌かも。どれどれ何が出てくるんだい?恥ずかしがらずにお兄さんに見せてごらん?(激キモイ)」

「2mか。・・・あ!5m先に切っとるやんけ!5の後の2やで!223mからの2m切りやで!こりゃあ14m一点読みやでぇ!」


というわけで、手出しツモ切りよりも、鳴き読みの方がハードル低いよ、って話でした。

先に鳴き読みに興味持った方が、楽しくなりやすいかもしれないので、オススメやで!

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